最近のトラックバック

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月

浜っ児。

今宵は港横浜。

横浜駅東口でOKIさん・K原さん・M酔軍氏と待ち合わせ。

向かうは藤棚商店街にほど近い鳥料理の「やまと」。Dcim1379
ここでコチラがi一方的に崇拝する「白雲去来」の蜷川さんと合流。

蜷川さんとは5年前の「群青忌」で1度お会いしている(お見かけしている)。

殆ど初対面に近いのだが、いつもブログやFBを拝見している所為か、何度もお会いしている様な錯覚に陥る。

ご挨拶もそこそこに、先ずは瓶ビールで乾杯。その後、日本酒組と焼酎組に別れ随意で飲り、料理はこの店のご常連でもある蜷川さんに全てお任せ。

Dcim1380_2このグラス、冷やされると側面に桜の柄が浮かび上がってくる。この節、何とも粋な計らいである。


「鶏の皮揚げ」。Dcim1381鶏皮を高温でさっと揚げて供される。余分な油分が落ちて香ばしくサクサクパリパリを塩味だけで食す。いや旨い。いかなる酒にも合いそうだ。白酒にも・・・どうか。

続いて「つくね」と「砂肝」。Dcim1382Dcim1384何れも掛け値なしに旨い。特に「つくね」は独り飲みの時には中々注文しない品だが、改めて十分つまみになることに気がついた。

自ずと焼酎も進む。Dcim1383_2

ここで、満を持しての登場は伝家の宝刀「鶏のモモ揚げ」。Dcim1386思わず無言でかぶりつく。やわらかい鶏肉と上等な脂が芋の水割りに良く合い何とも堪らん。

途中、蜷川さんの奥様がお店に見えられご挨拶をさせて頂いたが、随分とお若い。羨ましい。

この店は先代からの創業以来この地で50年の月日を数えるそうだ。ご主人と奥様の人柄が良く、料理も旨いとなれば繁盛するのが道理。この日も入れ代わり立ち代りお客が続いていた。

満足して店を出る。

ふた組に分かれてタクシーに乗り、野毛や伊勢佐木町近辺を通りながら関内方面へ。途中の車内で興味津々にキョロキョロしているコチラを察っしてか、蜷川さんから関内の名前の由来や横浜の町々について様々なレクチャーをして頂いた。その話の端々には如何に横浜を誇りに思い、かつ愛しているかが伺われる。

向かったのは弁天通りにある、念願の「Sally’s Bar」。Dcim1387店内は馬蹄形に似たカウンターと、壁には「カップス」など60年代テイストが満載のポスターが貼られている。

初めてお会いするサリーさんもご主人も予想通り素敵な方で、そこに集うお客さんもまたその通り。

ここでも珍しく焼酎の水割りで通した。

様々な話を通して蜷川さんの見識の広さと深さに今更ながら感服する。そんな中で少しでもコチラと共通の好みがあるのはとても嬉しい。「赤ウインナー・マルシンハンバーグ・丸善ホモソーセージ」がそれである。

暫くして店内ではジョー山中・エディ藩・ルイズルイス加部・マモルマヌー・ミッキー吉野などが出演したこの店主催のパーティーのVTRが流されている。

トイレの壁で「FTB」や「柳ジョージ」のポスターにまた感激。勿論酔った頭の中では「MAKE・UP」と「青い瞳のステラ1962年夏・・」がリフレーンするも残念ながらジョーもジョージも、もうこの世にいない。

髪型を「コーンロウ」でキメた常連さんのおみやで苺が供された。焼酎と共にに頂いたが、以外にもこの組み合わせ、悪くない。

皆様のご好意に甘えながら充実した時があっという間に過ぎ、浅葱裏のコチラにとってヨコハマでの数時間は充分刺激的な夜になった。

恐縮な事に蜷川さんとサりーパパさんに店の外まで見送られてタクシーに乗り込む。

今度はもっとじっくりと訪れてみよう。

横浜からは総武線快速のグリーン車内で缶ハイボールでの仕上げの乾杯。つまみは当然ながら「崎陽軒のシウマイ」と「うで玉子」。

またの再会を約束してそれぞれ最寄駅でお別れ。

恐悦至極とは正にこの事。

カオスでコスモス。

今宵は大阪ディープタウンの一つ、十三。

数ある酒場の中で「十三」の代名詞となって久しい大衆酒場の「十三屋」。

いつ訪れても店内は活況を呈している。

この日も案の定ほぼ満席状態。店員さんにカウンターを進められるが、どう見ても滑り込む余地がない。しなしながらそこは名門酒場、常連さん方が両脇へ少しづつ移動してくれてどうにか納まった。

先ずは「酎ハイレモン」に「どて焼き」。Dcim1370色んなところでこの「どて焼き」を食すが、殆どの店が甘めの味付けが多い。その点ここのは丁度良い塩梅。

品書きに「特上鰹」とあった。値段もこの店にしては最上級?の600円。酎ハイから「そば水」にかえたのを機にその「特上鰹」を頼んでみる。Dcim1368見た目は極普通。特上の基準がイマイチ分からないが、普通に旨いことは確かだった。

好物の「のれそれ」があった。Dcim1374これを見かけると、いよいよ春を実感する。

日本酒に切り替えようか迷ったが「そば水」が飲み心地が良くそのままにした。

隣の客人を真似てポテサラ。Dcim1373ここのポテサラはポテトを潰さないず柔らかい塊のままで供される。マヨもたっぷり。これもまた良い。

名物の「ミンチカツ」を頼もうとしたが、隣の客人が食しているのを見たらそれで満足してしまい、湯豆腐にした。

Dcim1372これぞ、関西版湯豆腐。その店により豆腐の上には「鰹節」だったり「とろろ昆布」だったりするが、どちらもよろしい。

この街全体が混沌としている中、この店は常連さんと新参者、或いは余所者が渾然一体となり入り混じっているの。いつもながら居心地が良いのは、一見ダレていそうな店員さんがしっかりとした気配りと対応を怠らないからだろう。

名店であることを再確認しつつ、明日が早いのでこれにて終了。

塞翁が馬。

日曜日。

夕刻まで家にいて怠惰に過ごす。

辺りが薄暗くなり始めた頃に、家人と夜桜を冷やかしに行く。自宅近くの桜並木も例年に比べ咲が早く、今がちょうど見ごろとなっている。

ついでに「扇寿司」で暫し休憩。Dcim1358マスターと、ママに挨拶をしてカウンターにつく。

取りあえず抹茶割りと瓶ビールで始まる。Dcim1359_2
つまみはいつのも「適当に」と、大ぶりな「カマ焼き」。Dcim1360Dcim1362初めは一組の先客だけだったが暫くするとY子さんが来店、その後かっちゃんも続いて、結局カウンターは満席状態になる。

ここ最近、身近に起こった艱難辛苦について、家人はこの店のママと熱っぽく語り合っている。

ママも忙しい仕事の合間を縫って、真剣に耳を傾けてくれ経験談やアドバイスをしてくれる。家人にとっては力強い味方である。

ご近所に喜怒哀楽の度毎に立ち寄れる店があるのは何ともありがたいものだ。

ちょこっとのつもりが、気が付けば結局二人で焼酎のボトルを1本半ほど空ける。

束の間でも気分が紛れた。

9時過ぎに帰宅。

鴨葱。

木曜日。

本日から金沢へ股旅。

上野を出る時には汗ばむような陽気だったが、越後湯沢に着くと辺り一面の銀世界。寒さを堪えながら「はくたか」に乗り換える。

風や雪で遅れたり止まったりするこの路線だが、この度は無事に金沢到着。

早速いつもの「白山茶屋」へ。Dcim1333

店内はほぼ満員御礼状態、カウンターの隙間に入れてもらう。後からきたお客は満席で入れなかった。

先ずはご当地の菊姫をぬる燗で頼む。Dcim1334

品書きから「がす海老」を注文。Dcim1335その身は弾力と甘さがあり、ミソも旨い。日本酒には打って付け。

目の前にあるおでん鍋から「ちくわ」「しらたき」「焼きとうふ」。Dcim1336出汁の色味から薄味を想像したが、しっかりとしたしょっぱさがあり大変よろしい。特に焼きとうふの絶妙な味付けが嬉しい。

隣の客人が頼んでいたのを真似た「小鰯酢」。Dcim1338酸味の中に鰯独特の旨味が相まって、これも旨い。

続いては「スジ煮込み」。Dcim1339味付けは意外とあっさりしているがこれもアリ。

さて、そろそろと思っていたところ、哀れに思われたのか隣の客人に「せっかくですからこれも撮って下さい」と「鴨の炙り」を差し出された。Dcim1341意表を突かれながらもご厚意に甘え撮らせて頂くと、更に「一口どうぞ」と言われ遠慮なく一切れお裾分けに預かる。これがまた旨い。この地方の郷土料理「治部煮」にも使われる鴨は今が旨いんだそうだ。

この客人はいつも独りでこの店を訪れ、旅行者など余所から来た人々と話すのが趣味だそうで、その点から言えばコチラはお誂え向きとなった。

鴨のお礼もあるので暫くお相手をさせて頂いたのちにお礼を告げ店を出た。

ホテルへの帰り道、良さげな寿司屋の暖簾を潜る。Dcim1349日本酒の燗。お通しには「ホタルイカの酢味噌」。

肴には刺し盛を頼む。Dcim1351白身の旨さが気になり店主に聞くと「カサゴの一種」との事。これは旨い。

調子に乗って「ほうぼう」と「甘海老昆布〆」。Dcim1353どちらも文句無し。

ちょこっと「中とろ巻」を頼む。Dcim1352綺麗な切り口ながら、「ときわ食堂」の暴れ鉄火の方が好みだ。


まだお若い二代目だという店主も、「地の物」について色々説明してくれた。

満足して店を出る。

立つんだジョー!。

春分の日。

麗らかな気候に誘われ上野へ向かった。

この陽気の所為か、昼時を過ぎても早酒ストリートは大変な賑わいを見せている。

久々の立飲み「たきおか」。Dcim1318カウンターを指定され先客さんの間に「ダーク」で入り込む。

先ずは酎ハイと肉じゃが。Dcim1314この店で初めて注文する「肉じゃが」はオーソドックスな味わい。煮込みではちょっと重すぎる時などには最適。

品書きに新メニュー「ナポリ」を見つけた。Dcim1315最近何かと話題のナポリタン。冷まされて供される。酎ハイにも良く合い完全なつまみだが、もう少し味が濃い方が良いか。

下ろし立ての「鰹」と「サーモンマリネ」。Dcim1316Dcim1317どちらも中々な味わいに酎ハイもすすむ。基本的に作り置きこの店では、時々下ろし立ててや揚げ立ての料理がスポットで供される。今日は鰹が当り。

しっかりと酔いを感じながら店を出て、浅草まで裏道を漫ろ歩く。

かっぱ橋から西浅草を抜け土手通りに出ると、山谷へ抜ける「いろは会商店街」の入口に矢吹ジョーが佇んでいた。Dcim1324Dcim1325丹下段平に合いに「大林」とも思ったが、この酔いではいつぞやの二の舞になる。そのまま「三ノ輪」まで流れる。

途中、ジョーの画像をFBに投稿したら蜷川さんより、薄野に「明日の尿」と言う名の店があるとのコメントを頂き、思わず吹き出す。

三ノ輪からは都電に揺られながら「町屋」に出て「ときわ食堂」へ入った。

取りあえずの酎ハイ。結構な距離を歩いたので喉が渇き、一気に飲み干す。Dcim1326
午後4時前の時間帯は寿司コーナーの料理しか注文できない。

刺し盛。Dcim1327「鰤」「鰹」「鰯」「甘エビ」。ここまでは珍しく酎ハイで押し通す。

店内はいつもながら品書きの数が半端なく、眺めているだけでも場もちする。

少々小腹が空いたので「鉄火巻」を頼んだ。これにはやはり日本酒Dcim1328いつもの様に、ワザとではないかと思えるほど見た目が悪く不揃いだが、これが旨い。

顔なじみの「みきさん」に挨拶をして店を出た。

億劫になりながらも気持ちを持ち直し千代田線に乗り帰路につく。

沈香。

何処からか沈丁花の香りを風が運んできて春を感じる。

昔からこの匂には何故か焦燥感に駆られる。春が別れと出会いの季節だからなのだろうか。

今日は家族はみな忙しく用事があり、どフリーなのは自分だけ。独り気ままに昼酒と洒落込む。

向かうはご近所の「駒寿司」。Dcim1313

Dcim1312_2先客は二組。カウンターに腰掛ける。

先ずは高清水のぬる。Dcim1306品書きには「とらふぐ皮ポン酢」があり、迷わず注文。Dcim1307この品を見つけると、何処へ行っても注文するほどの好物。特にこの店の自家製ポン酢が好きなので尚更よろしい。

もう一品、「生たこの薄造り」。Dcim1310さすがマスター、吸盤の添えてくれた。わかってらっしゃる。梅干しが刻まれたつけダレで食す。ついつい酒も進む。

更に「金目の煮つけ」。Dcim1311金目は勿論だが、脇役ながら後ろに隠れている大根と共に良い味を出している。

誰かと会話するわけでもなく、店内のTVを眺めながら気の向くまま手酌をやり、気の向くまま肴をつまむ。

ひと時ながらも全ての柵から解き放たれた様なこの雰囲気もまた良い。

粋なネェーちゃん・・・。

土曜日。野暮用があり、会社へ顔を出す。

用件を手早く仕上げて浅草へ向かう。M酔軍氏と急遽の一献。Dcim1314いつもの賑わい雷門。

人混みを避けて仲見世の裏筋に回り指定された「ホッピー通り」の「鈴芳」へ。Dcim1304この季節からどの店もオープンエアーな店頭のテーブルが特等席となる。

この日M酔軍氏とご同行されていたのは、KさんとAさん。お二人とは初顔合わせ。堅苦しいご挨拶代わりに酎ハイとホッピー・烏龍茶で乾杯。テーブルにはふぐ皮ポン酢や牛すじ煮込みが並んでいた。

M酔軍氏のご門弟のAさんはアルコールが不得手とのこと。お役目とは言え察するに余りある。

実はこのお三方、この日は既に築地「きつねや」立石「宇ち多”」を巡礼し終えての浅草なのでコチラは途中参戦となる。

頃合を見計り、「並木藪」へ移動。Dcim1306午後の3時ごろとは言え、この店に並びが無いのは珍しい。

店内の座敷に案内される。Dcim1308先ずは「菊正」を常温で。Dcim1309突き出しの蕎麦味噌を解しながら、樽のフレーバー香る菊正を飲る。

程なく運ばれて来た「ざる」。Dcim1310いつものように、3本ほど手繰り酒のアテにする。至福の時。

次の店を迷ったが、日本堤(山谷)にある「大林酒場」へ。浅草寺付近の喧騒から逃れ、馬道通りから吉野通りへ抜ける辺りの道すがら、時がゆる~く流れる感じが何ともよろしい。

この日は店内見学。Dcim1315仄暗い店内には丁寧に使い込まれたテーブルや丸椅子、幾多の酔客が緊張しながら踏みしめたであろう三和土。次回は1軒目に訪れてしっかり味わうとする。

南千住方面へ歩き「泪橋」の交差点を超えJR常磐線を渡る。

この店も名の知れた大衆酒場「大坪屋」。Dcim1319この店には有名な「煩型」が居る。この日もコチラを含め何組か叱られた客があった。あまりの傲慢な態度に怒りを覚えなくもないが、この場所柄では居丈高に振舞わないと飲み屋なんぞ成り立たないのかも知れない。まぁ嫌なら行かなければ良いだけの事だ。

その点「大林酒場」の店主、通称「丹下段平」の毅然とした体位振る舞いや所作はお見事。役者が違う。

ここで終宴。

本日ご一緒させて頂いたKさん、終始ご機嫌で寅さんのバイ口上をしきりに真似ていたが、この度、めでたく?巡礼倶楽部に入部された。

馬子にも衣装。

穏やかな、と言うよりは少し動けば汗ばむ様な本日の陽気。

仕事の合間を縫って両国は国技館で行われる娘の卒業式へ向かう。

正面玄関付近に屯する大勢の色鮮やかな袴姿のお嬢さん方の中に、ひと際「存在感」のある娘を見つけた。

この娘が生まれてまだ2週目くらいの頃、熱が下がらず、まだ細かった腕に痛々しく点滴をされていた姿やこれまでの様々な事が思い出され、不覚にも目頭が熱くなった。親バカな事は百も承知二百も合点である。

本式は家人に任せ、コチラはその足で幕張メッセで開催される「ドラッグストアーショー」の視察へ向かった。

帰りに家人と待ち合わせ「扇寿司」へ直行。Dcim1249引き戸を開けて店内に進むと、かっちゃんのお友達のY子さんがカウンターに居た。ご挨拶のあと、取り敢えず「抹茶割り」。Dcim1300
つまみはいつもの「適当に」。Dcim1301本日の「適当に」は「中とろ」「エンガワ」「赤貝」「子持ち昆布」「帆立」「烏賊」「ホタルイカ」「卵焼き」「〆鯖」。

家人は瓶ビールから梅干ハイに、コチラは八海山になる。Dcim1302
皆さんにお祝いして頂き改めて乾杯。

かっちゃんと、Y子さんが「王様の涙」の白を飲っている。早速家人がお相伴に与る。

たまたま先日の酒席でこの「王様の涙」が話題になっていた。なんでも安くて旨いと評判なんだそうだ。

その真偽のほどを隣で実飲している家人に問おうとは思わない。なぜならばこの方の口から酒類で不味いと言う言葉をあまり聞いたことがない。

テキーラが好きと言うY子さん、白酒はまだ未体験との事で今度拙宅で試してもらう事を約束した。

白酒が如何に残忍な酒であるかをかっちゃんが力説していたので、M酔軍氏が2リットルの白酒を保管している事を親切に教えてあげると即座に驚愕した顔になったのが可笑しい。

気持ちよく酔い、皆さんにご挨拶して家路につく。

春うらら。

土曜日の午後、麗らかな陽気に誘われ浅草へ向かった。

駅を出て空を見上げると、下町ではまだまだ新参者のスカイツリーが覗いていた。Dcim12821_2
いつもなら仲見世を横切り、ホッピー通り辺りを彷徨うのだが、この日は吾妻橋を墨田区の方へ渡った。Dcim1283_2こんな日好日には大川を眺め、行雲流水の如くお天道様の下ゆるりと酒を飲るのに限る。

「善は急げ」と早速川端へ降りると、そこには「非安住・自由巡回採食労働者」らしき方々がご歓談されていた。

自分の様な未熟者が人生の達人方のエリアを犯すのは失礼と諦めた。言問通り付近まで土手を散策して吾妻橋を浅草方面へ戻る。

江戸通りの交差点より雷門辺りを望むと、この陽気の所為かいつもより人出がありそうだ。

一刻も早く喉を潤したいコチラは、その人混みを抜けるのが煩わしくなり、吾妻橋の袂の屋形船「あみ清」の裏通りにある「四方酒店」へ駆け込む。Dcim1284_2店内に入ると、常連らしきご隠居さんがこの店のおかあさん相手に赤ワインを飲っている。

店内には酒や乾き物が売るほどある。所謂「角打ち」。Dcim1287_2Dcim1289_2ストッカーより缶チューハイを取り出し、つまみは缶詰のやきとり。このみせの娘さんだろうか、缶詰の蓋を開けて紙皿に乗せてくれた。Dcim1285_3ビニールに入った豆はおかあさんのサービス。

表通りの喧騒がまるで嘘の様に店内は静寂した空気に包まれる。いいねこの感じ。

漸く人心地つき、店を出た。

さて、何処へ行こうか。思案した結果、最近我社の極一部で人気のある「水口食堂」へ向かった。Dcim1290ホッピー通りの裏っ側。かなり久々の訪店になる。

店内にはこの辺りこの時間帯の常識で、TVには競馬中継が流れている。丁度良く二人掛のテーブルが空いていた。

取り敢えず「緑茶割り」と「栃尾油揚げ」。Dcim1292
更に「カレーのルーだけ」も頼む。Dcim1294大盛りのカレーのルーが運ばれて来た。

このカレーのルーに栃尾揚げをつけて食せば中々乙なつまみにもなる。これで緑茶割り4杯はいける。

お勘定を済ませ店を出た。

ちょっと小腹が空き、以前から気になっていた煮干がウリの青森ラーメンの店へ入る。期待してつけ麺を頼んだらつけ汁が尋常ではなく苦い。これは堪らん。一緒に頼んだビールだけを飲み干し麺は二口ほど食べただけで店を出る。

まぁこんな事もあらぁ~な。

雲外蒼天。

今宵はご近所にある居酒屋「弥生」。

この店は地元の酒徒に絶大な人気を博している。我が家でも当然評判が良い。

旨くて安いとなれば賑わうのは道理なのだが、えてしてその類の店では店主が勘違いをして本来の客商売から逸脱し余分な講釈をたれたり、横柄な素振りをとる店もままある。その点でもこの店は安心できる。

カウンターは常連さんで埋まり、家人と娘と3人で座敷にあがる。Dcim1283先ずは瓶ビールで喉を潤す。お通しには「わさび菜」。鼻に抜ける辛さと共に春を感じる。

家人がキープしている焼酎を緑茶割をごちそうになる。以前女子会で頼んだボトルが1本と、もう一本の方にもまだ半分入っている。

さて、肴。人気の刺し盛小。この内容

Dcim1285_2本日は「ミル貝」「赤貝」「平目」「鮪」「タコ」。どれも鮮度が良く文句なく旨い。

続いて「鰤カマ」。Dcim1287この店の品々は量も多いのが嬉しい。この鰤カマも三人でつっきながら食べるのに手頃な大きさ。

「白子ポン酢」。Dcim1288家人がすかさずロックオン。お裾分けを頂いたが、濃厚な甘さとポン酢の酸味に緑茶割りがすすむ。

娘が頼んだ「焼き鳥」「豚トロ焼き」「野菜炒め」。Dcim1290Dcim1286Dcim1289最近、心願が叶って成就した娘はこれまでにも増してパワーアップし、これらをペロリと平らげる。

一時マスターが体調を崩してお店を閉めていたが、どうやら元気になられた様で何より。

マスターとママに挨拶をして店を出た。

白鷺頭巾。

岡山で生業を済ませ、今宵は姫路に酔う。

相変わらず姫路城は「平成の大修理」で無粋な覆いを被っている。

それにしてもこの街は飲み屋街が多い。神戸に次いでの人口となれば当然か。

夕闇の中、いつもの居酒屋「慶」へ向かうべく商店街の路地を入ると、気に成る店があった。

店名は「プロ」?。Dcim1248看板に「湯豆腐」と書かれた看板が目をひいた。「焼き鳥」や「串揚げ」などを掲げている店は多いが、湯豆腐とは珍しい。

早速暖簾を潜り店内に入ると、結構な賑わいである。カウンターに案内されて腰掛ける。

先ずは酎ハイから。Dcim1249店のお姐さんが「おかずは何にしますか?」と聞かれた。「おかず」の言葉に少々違和感を覚えたが、何気無くおでんを頼んだ。Dcim1251運ばれてきて驚いた。生姜の香りが鼻先を掠める。汁はまるで醤油そのもの色。後で気づいたが、「しょうが醤油の姫路おでん」の幟をあちこちの酒場で見かけた。

普段、地方ではあまり「おでん」を頼まない。「しぞーかおでん」など例外もあるが、基本的に「おでん」はお江戸に限ると思っている。

この度は、ここのところ歯痛に悩まされていて固いものが噛めないので必然的に柔らかいものを求め結果的に「おでん」になった。

あまり期待をしていなかったが、一口食べたらこれが旨い。「厚揚げ」「大根」「玉子」それぞれの味が上手に引き立っている。

この日は珍しく途中で麦焼酎の水割りにした。Dcim1253

ここで満を持して「湯豆腐」を頼んだ。Dcim1252見た目で合格。出汁の中で豆腐が泳ぐ。極めつけは出汁の香り。それだけで焼酎グラスの尻が上がる。食べて更に納得。お客さんの殆ど頼んでいる。正しく看板に偽り無し。

具材の豆腐で1杯、出汁だけでもう1杯。

この店は他にも焼き物や揚げ物・刺身など肉や魚の「おかず」も多い。

その中に「新子」とあった。随分と早い出物だなとは思いながらも頭の中では既に小鰭の稚魚「シンコ」をイメージしていた。そこへ届いたのがこれ。Dcim1255店のお姐さんに聞けば「いかなご」だそうだ。今が初物でこの辺りの酒場では大概置いてあるそうだ。いずれにしても葉の具合がよろしくないこちらにはもってこいの一品。ちょっと甘めの酢醤油が鮮度の良いあげ立ての新子と良く合う。

満足して店を出る。

以前この街で食べた地蛸刺しを求め、怪しい記憶を辿りながら探した「一番」。Dcim1258店内に入ると、この店も賑わっている。

先ずはカウンターの前に鎮座する櫻正宗の樽から頂く。Dcim1261Dcim1260粗塩を左手の甲にのせてそれを舐めながら升の酒を口に含み流し込む。

早速品書きにある「地タコ刺し」を頼んだら、「売り切れた」とのつれない返事。そりや~ないぜセニョール。

無いものは仕方がない。気を取り直し「鳥刺し」を頼んだ。Dcim1264これはこれで旨かったのでよしとする。

そう言えばこの近くに刺身の旨い店があったのを思い出した。早々にお勘定を済ませ店を出る。

「一成 だるまや」Dcim1270_2カウンターに腰掛けるや否や、「タコ刺し」ありますか?と聞くと、今日は無いんですわ。

失意の中、気を落ち着かせ日本酒を頼んだ。Dcim1265お通しには紛れもなく漬物。失礼ながら箸で端っこへ追いやる。

タコ刺しは無かったが、「手長タコの煮つけ」があったので頼んでみる。Dcim1266これも見た目で合格、味も良く何しろ柔らかい。これでようやく溜飲が下りた。

「きずし」も頼む。Dcim1268これもよし。

店の方と暫し談笑。前回訪れた時に頂いた「シラサ海老」が美味しかったと伝えると、時期的に今は倍の値段がするとのこと。

隣の常連さんから「姫路でしたら新子を食べて」と言われたが、「既に食べた事を伝える」。やはりこの時期は新子なのだろう。

常連さんも交えて姫路談義をしていたところに女性が一人で店内に入ってきた。店員さんがさり気なく聞くと、仕事を一週間休暇をとり今日東京から来てこれから関西方面を独りで旅行されているとの事。その後その女性も話の輪に入った。

いよいよ話も盛り上がってきたが、こちらにはこれから行かなければならないところがある。「いい旅を」と手を上げ店を出た。

「新生軒」。Dcim1271_3姫路では必ず立ち寄る。

逸る気持ちを抑え早速「わんたんめん」を頼んだ。Dcim1273この澄んだスープが堪らない。見た目以上に味がしっかりとついている。

この年になると「夜のラーメンが命取り」とのご意見もあるが、「♪わかっちゃいるけどやめられない」とくらぁ。

本日はこれにて終了。

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ