最近のトラックバック

« 2012年12月 | トップページ | 2013年2月 »

2013年1月

歌謡曲。

午前中に神戸、午後から岡山。夕刻に大阪へ戻ってきた。

早速3人で阪急南方駅のそばにある「居酒屋 大漁」。

取りあえずレモンハイを頼み、つまみには「生たこ刺し」「鰯の煮つけ」「厚焼き玉子」。Dcim1161

この店のたこの旨さは以前より知っていたが、それでも相変わらずの旨さについつい嬉しくなり、直ぐに燗酒になる。Dcim1162運ばれてきた銀鱗の色味を見ただけでその鮮度が伺われる。味も正直にその通り。Dcim1163自分の蛸っ喰いを棚に上げて、K氏の毎度の「厚焼き玉子」には頭が下がる。

「鯖の照り焼き」。Dcim1164頼んだOは脂が足りない言い、K氏はこれぐらいが丁度良いと言う。人格も様々なら味覚も様々。

この店でさり気なく流れていた昭和なBGMをK氏と共に懐かしんだ。J-POPなんて言葉が無い時代の思い出。お互いしみじみと聞き入る。


途中、Uから連絡が入り、河岸を変える。

更に阪急線の線路際にある「ゆきんこ」。これより紅一点のS先生も参戦。

5人で座敷に陣取り、日本酒・生ビール・麦の水割り・梅酒などで乾杯。

「牡蠣の煮物」と「鯵の南蛮漬け」。Dcim1166

「う巻き」。Dcim1167_2鰻が入っているものの、やはり玉子系を頼むK氏。

「ほうれん草」と「里芋煮」Dcim1171Dcim1168これらの、いかにも「おふくろの味」がカウンター上の大皿に乗っかっている。

海老・平目・肉巻・ウインナーなどの「串揚げ盛」と「蓮根ハンバーグ」。Dcim1169Dcim1170この店のママが石川出身という事がわかり、同じ北陸出身のUとOが盛り上がっていた。

各自明日が早いのでここで仕上げ。

鼻高々。

本日より大阪・神戸・岡山の関西巡業。

たまたま同じ大阪に居合わせた同僚3名との一献となった。

場所はコチラが案内した西中島南方の「正宗酒場」。Dcim1153瓶ビール、生ビール、酎ハイ、日本酒などそれぞれ好きな物で始める。

つまみも各々目に付いた物を適当に頼む。

「赤海鼠」。歯応えはもちろん、ポン酢の程よい酸味に酒が進む。

Dcim1156お馴染みの「どて煮」。これぞ大阪な味。Dcim1157

「牡蠣フライ」。串に刺されて供された。Dcim1159

「厚焼き玉子」。あらかじめ味付けされており、紅ショウガと合わせて食す。Dcim1158

これも関西での定番「湯豆腐」。良い出汁の味に一同感嘆。Dcim1162

「せせり」いわゆるネック。脂の旨味が凝縮されてながら後味の引きも良い。Dcim1163

名前は失念したが関東で言うところのメバルの唐揚。Dcim1164つまみを頼むよりも酒を頼む回数が上回り、ついつい仕事の話になりかけるがそこは馬鹿っ話に切り替える。

現在大阪を担当していたり、あるいは以前に大阪を担当した事がある者も居たが、さすがにこの店は初めてとの事。

満足して2軒目。

この辺りに来ると殆ど顔をだす「よってこ」。

ここでは皆が麦焼酎。つまみは「ささみ刺し」。Dcim1165これは旨い。一同絶賛。

「三つ葉玉子」。厚焼き玉子の中に三つ葉が仕込んである。先ほどの厚焼き玉子とは一味違い、三つ葉の主張がしっかり出ている。

Dcim1166

「鰰」。小振りながらもぶりこを抱いていた。プチプチした歯応えもよろしい。Dcim1167

極めつけはこの「豚カツ」。中味の豚が驚くほど柔らかい。Dcim1168独りで来るとどうしても注文する品数が限られているが、今日は多種のつまみを楽しむことが出来た。結果、睨んだ通りこの店の大将の腕は確かだった。

今夜の2店は大阪では極普通の大衆酒場なのだろうが、皆に気に入って貰えてとても気分が良い。

このままぐずぐずになりそうな気配だが、潔い切り上げが肝要。明日も早いので本日はここでお開き。

浅草一丁目一番一号。

時節通りの寒さはあるものの、見事なまでの紺碧の空。

この清々しい天気の下、「円空さん」のお仕事ぶりを拝見するため上野は東博へと向かった。Dcim11121Dcim1113「円空仏」と言われる豪快な一刀彫。実は多数の彫刻刀を駆使して丹念に彫られているんだそうだ。

同じ遊行僧ながら隣に並んでいた「木喰仏」は、正に荒々しい円空のそれより温和な表情をみせている。伝統的な仏像彫刻とは異なる様式も持つこのお二方。木喰は円空の進化系なのだろうか。

面白かったのは本館二階に「高松宮コレクション」と題して展示されている数々の「根付」。これがまた洒脱で粋で風流で、とても見応えがあった。「寒雀」などの正統派は勿論、冬眠や妖怪二本足などが目をひいた。

さて、上野のお山を下りそろそろ俗世界へと思いを馳せなながら歩いていると、どこからかフォルクローレのメロディーが流れてきた。

前方を見ると一人の南米系の方がケーナとサンポーニャで「El Cóndor Pasa」などを奏でている。いわゆる東京都公認の「ヘブン・アーティスト」。周りには若い人もいたが高齢者の方が多い。独特の哀愁を帯びた旋律が日本人の琴線に触れるのだろう。

「花祭り」を背中で聞きながら向かったのは「たきおか」。Dcim1114
カウンターに案内されて。とりあえず酎ハイと煮込み、そして赤ウインナー。

Dcim1115Dcim1116そう言えばここのところ何かと地方遠征が多く、この「たきおか」も久々の訪問となる。昨年あたりからこの通りにも新しい店や人気店の支店などが乱立しているが、どうしてもこの店が落ち着く。

酎ハイを二度お代わりして店を出た。

浅草通りを稲荷町方面へ歩く。途中の下谷神社へお参りをして更に田原町の交差点を左に折れて暫くして雷門通りに出る。

雷門の前はいつもの混雑でこれもいつもの風景。最近頓に邪魔な人力を無視して仲見世の側道を進み観音様へ向かう。Dcim1121いつもの手前勝手なお参りを済ませ、ホッピー通りへ。

いつもの浩司や鈴芳は外のテーブル席まで満席。この天気では仕方ない。取りあえず行き当たりばったりで酒場へ入った。Dcim1129このホッピー通りでは珍しくオープンエアーな席が無い。気ままな独り酒ならそれも良い。Dcim1124「♪夢を語った酎ハイの~」からはじめる。

ここ最近何故だかビートたけしが歌う「浅草キッド」が頭から離れない。気が付けば「♪おまえと会った仲見世の煮込みしかない鯨屋で」とか「♪夢は捨てたと言わないで」なんてフレーズが頭の中で流れている。そんな思いもあり本日浅草を訪れた。

店内に流れている競馬のTV放送を所在無く眺めながら熱燗と「河豚皮ポン酢」・「ゲソ焼き」を注文した。Dcim1128Dcim1125Dcim1127_2オープン席がないからなのかどうか、ホッピー通りの中では酒も肴も安い。リピータも多そうだ。店内はけして広くはないので人間観察にも限界がある。暫くして店を出た。

もう少し浅草の匂いに浸りたくて、どこへ流れようかと思案する。並木藪にしようか、いっそ橋を渡って吾妻橋の藪にしようか、などと考えながら歩いていると「神谷バー」の前に差し掛かった。Dcim1134期待をせずに外から眺める。続いて扉を開けてちょいと覗いてみると、一人ぐらいの席は幾らか空いている。思わず駆け込み席をキープ。相席の方にご挨拶を済ませ早速「デンキブラン」と「串揚げ」。Dcim1132Dcim1133_2琥珀色の円やかな香りが鼻腔を擽る。揚げ立てのうえ、中味の嵩もある串カツもよろしい。飲みながらスマホで画像を撮っていると、先ほど快く相席に応じてくれたご高齢の紳士が話しかけてきた。

「大変失礼ですが…、」と。聞けば、コチラが飲み物や食べ物の写真を撮ってる姿を見て何処かの地方から出てきたのかと思い話しかけてきたそうだ。これがきっかけになりその後に発展した。

ご苗字はY口さん。御年75歳、お近くにお住まいとの事。そこかしこに見受けられる紳士然たる所作が示すとおり某大手商社から最後はN銀で現役を退かれたそうだ。

日本酒の話から始まりシェリー酒やワインなどの話。虎の門にあるホテルOのチーフソムリエと何度かヨーロッパのワイナリーを訪ね歩いたこともあるそうだ。

都内の酒場にも含蓄があり高級店はもとより、コチラが好んで出向くような酒場まで幅広くご存じだ。銀座の「ピルゼン」にもよく通ったとの事に更に話が盛り上がり、お互いおごりおごられ「デンキブランが行き来する。

このY口さんの行きつけのお店もお聞きし、再会を約束して店を出た。いや酔った。既に足下が怪しいが更にこれから徐々に効いてくるはず。

酔眼でふと大川方面の空を見上げると傾きかけた夕日にスカイツリーが映えていた。Dcim1137迷子になる前に早々に家路についた。

家に着くと、ご近所のI井夫妻とかっちゃんを誘って一献。酔っぱらってコチラからお誘いしたらしい。急な誘いにもかかわらず酔っぱらいの戯言に付き合ってくれる。申し訳なくもあり、ありがたくもある。

この日かつちゃんが釣ってきた平目のお持たせ。20130128081915
YOUTUBEを見ながらI井さんが一生懸命に捌いてくれた。Dcim1139肝醤油で食す。旨い旨い何とも堪らん。

当然ながらの大破・轟沈。

ココナッツクラッシュ。

今宵は燕三条。

現地での野暮用に思いの外手こずったが漸く区切りがつき、同行のNと慰労会。

ふらふら歩きながら見つけた仄かな赤い灯がともるトタン屋根のバラック。Dcim1126ちょっと出来過ぎの感は否めないが、怖いもの見たさもあり素通りすることが出来ない。何事も試してみることが肝要。

扉を開けて中へ入ると¬の字型のカウンターだけ。店主もまだ若く、やはりレプリカ系。

先ずはハイボールで乾杯。つまみには蛸ぶつ。Dcim1127何の変哲もない見た目に反し、この蛸はしっかりと蛸の味がする。何やら紛らわしい言い回しだが「蛸っ喰い」にとってはこれが大事。

続いて「シロコロホルモン」。Dcim1128_2個人的には塩が良いのだが、タレで供された。これもアリか。

燗酒に替えて、「ネギマ」と「カシラ」。Dcim1129Dcim1130端正に整った見た目通り、味も均一で大変よろしい。

更におでん。「車麩」とあったので大根・ちくわ・しらたきと共に頼んだ。Dcim1131Dcim1132車麩の内輪に丁度よく玉子が収まっている。

せっかく新潟へ来たのだからもう少し色んな日本酒と魚介類をとも思ったが、酒も肴もあまり種類がなさそうだ。しかしながら頼んだ品は味はけして悪くない。

聞くところによると、この燕三条には嘗てのラーメンブームでもて囃された「背脂チャッチャ系」の元祖があるそうだ。そう言えば今でも環七には「土佐っ子」があるのだろうか。

ところで、燕市と三条市に跨るここ燕三条駅。直ぐに思いつくのは洋食器と御大G馬場か、などと話つつ、暫く飲んで早めに引き上げる。

連獅子。

今日は半蔵門にある「JCIIフォトサロン」で開催されている「中村勘三郎」写真展へ、家人のお供で娘と三人で出掛けた。

全てモノクロのフォトグラフで、先代の勘三郎と共演した舞台や普段着の勘九郎時代の写真などが展示されていた。それはそれで一興だったのだが、この催しの為に祇園のお茶屋さんなどから贈られていた高価な花々の方が気になった。

娘と家人の買い物に付き合い、昼に合わせて上野へ向いかう。

いつもの「たきおか」の傍にある地魚屋台「浜ちゃん」。

初めて訪れるが、魚介系がメインで中々の賑わいをみせている。家人は瓶ビール、コチラは酎ハイ、運転手役の娘は烏龍茶で先ずは乾杯。天婦羅も見繕う。

Dcim1106_5

Dcim1107Dcim1116Dcim1108この店の天婦羅は、予め自分の好きなネタを用紙に記入してオーダーして揚げたてが供される。海老・紅生姜・帆立・烏賊・ゲソ・玉ねぎ・鱚などを頼んだ。

運ばれて来た天婦羅のボリュームにも驚いたが、大根おろしにもまた目を見張るほどのテンコ盛り。まさかそれがウリだったりして。

続いて、大あさり・白子ポン酢・刺身盛り。

Dcim1114Dcim1113Dcim1117刺し盛りは寒ブリ・サーモン・マグロ・尾長鯛・烏賊。

梅干サワーや生姜サワーを試したが、どれもこれも身体に優しく薄目。

店内もいよいよ満席に近づき、それを期に店を出た。実は目の前の「肉の大山」が気になっての転戦。

4組ほど待ちがあり、普通なら即座に踵を返すところだが、娘も居る事だしここは大人の度量を見せつけるために我慢した。思いの外回転が良く直ぐにテーブルに案内される。

取り敢えず、大山ステーキ・アラビアータ・白身魚フライ・骨付きウインナーと赤ワイン。Dcim1120Dcim1123Dcim1121Dcim1119白身魚のフライと骨付きウインナーは表の品。この店は通りに面したオープンなスペースとその奥にこの店内がある。表では名物特性コロッケやメンチカツ、焼き鳥などが人気で、この日も店内と同様に混雑していた。

大食漢の娘もさすがに満足した様子で店を出る。

過剰なエネルギーを消費するため、アメ横を素見しながら不忍池方面へ向かい。途中弁天堂にお参りをして東京メトロの根津駅まで歩く。Dcim1124少々風があるものの、空は晴天。酔いも手伝い、頬を伝う寒風さえも心地よい。

車内でうたた寝をしてしまい、危うく最寄駅を乗り過ごすところだったがこの度は珍しく家人に起こされ無事帰宅。

天の美禄。

名古屋から帰京して、東京駅よりその足で湯島の「さくま亭」に向かい、同僚のK氏と一献。

Dcim1091珍しく先客が居ないと思ったのも束の間、その後あっという間に満席。

先ずはK氏は梅サワー、コチラはリコピンサワーで乾杯。Dcim1097このリコピンサワー、種明かしをすれば焼酎の中にプチトマトの輪切りが入っている。はじめはグラスの底に沈んでいるが経時と共にグラスの中を浮遊する。まるで海中の海月か血管の中の赤血球のようで中々美しい。

早速お気に入りのマカロニサラダを頼もうとしたら、店主が「今日は突き出しになっています」と一言。Dcim1096濃厚で円やかな味わいはいつもどおり。

サワーを2杯づつ飲んでから日本酒になる。「南部美人」の温と、白子ポン酢。Dcim1099Dcim1098この季節の白子と燗酒のコンビは正に鉄板、「ヤマハブラザーズ」。主役ではないがとても良い味わいがある。

続いては浦霞と湯豆腐。Dcim1101Dcim1102_2このコンビこそ王道。これは「B.I砲」と言ったところか。


金陵の極辛の温にかえて、肴も合わせて〆鯖と厚焼き玉子を頼む。Dcim1103Dcim1104何れも酒徒にとっては定番の品。当たり前の品が、当たり前に旨い。それがこの店の魅力。

この後は金陵を続け、K氏と共に良い気分で随分酔った。

K氏とはここで分かれる。

前日に少し自粛しようか、などと思ったことなどどこ吹く風。


「酒と産には懲りた者なし」とは、言い得て妙。

駿府の灯り。

今宵は静岡。かの家康さんが現役引退したのち、大御所となり隠居された土地。

静岡と言えば、「しぞーかおでん」。まづは静岡おでん街。Dcim1068Dcim1069両脇に20数店舗のおでんを中心とした酒場が、文字通り軒を並べる。

これだけ同じような店が集合していると、どこに入って良いのか分からなくなりそうだが、先ほどタクシーの運転手さんから勧められた店を探す。

通りの半ばほどにある「藤の家」。屋号が「流れ板竜二」の「桐の家」みたいで良い。Dcim1081藤色に染め抜かれた渋い暖簾をはらい店内に入るとカウンターだけの小体なつくり。

高齢の先客さんが一人で飲っていらっしゃった。

カウンターに腰掛け、さて何から飲ろうかと辺りを見回すも品書きが無い。あるのは目の前のおでんと串揚げ。喉が渇いていたが、取り合えず熱燗を頼む。Dcim1071Dcim1072ついでに、ウインナー・すじ・黒はんぺんを。おでんはすべて自分んで取る。

先客の常連さんは何と82歳とのこと。元気に焼酎のお湯割りを何度もお代わりしていた。話もしっかりしていらっしゃる。

こちらの女将さんは72歳でこの商売を始められて50有余年とのこと。当初はもちろん屋台を引いていたそうだ。時おり織り込まれる艶話がまた良い。

酒とおでんを追加した。Dcim1076おでんは糸こん・玉子・昆布。どれも程よく煮詰まっていて、これぞしぞーかおでん。

常連さんがまた一人来店した。コチラの隣に腰掛けられたのだが、少々強面。見かけで人を判断してはいけないが、これで殴られたら痛いだろうな~と思われる大きくて太い指輪をしていた。

座るや否や「、ビールのチビ」と言った。その流れを見ていると女将さんが小さな缶ビールを差し出した。これならコチラも大丈夫。早速真似る。Dcim1074これぐらいが丁度良い。缶を見ると135mlと書いてある。

その様子を見ていた先の強面の先輩が「お客さんもビール苦手なの?」と笑いながら話しかけてきた。この方は今年65歳になり、「49歳の時にくも膜下出血で大手術をした」とにこにこしながら傷跡を見せてくれたが、焼酎もグイグイ煙草もスパスパやっていた。

ほど良いところでお勘定を済ませ、皆さんに挨拶を済まして店を出た。

この青葉おでん街の目と鼻の先、大通りを越えたところにある「青葉横丁」Dcim1079以前に訪れた事のある店を思い出した。

「たこ八」。Dcim1082店内に入ると、見覚えのあるご高齢のおかあさん。

この店もカウンターだけ。目の前のおでん鍋は最早世界遺産。Dcim1083

前回同様「芋ケン」のお湯割り。お湯だけ入ったグラスを渡され、紙容器から芋焼酎を自分で注ぐ。Dcim1084おでんは藤の家で済ましてきたので、ここでは前回食べて旨かった串揚げを揚げて貰う。Dcim1087Dcim1088何と言っても鰯の串揚げ、これまた相変わらずの旨さ。

芋から今度は黄色の「むぎこーん」Dcim1089

こんな風に積んである。Dcim1086

またもや常連さんを真似て「ネギマ」と「レバ」焼き。Dcim1090レバーは生でもいけそうな鮮度。

この店は食べ物や酒はもちろん、角ハイのポスターにもなったこのおかあさんを目当てにこられる方が多い。常連さんは皆おかあさんとの会話を楽しんでいる。

一介の余所者にも温もりを感じさせる良い店だ。

店を出て振り返ると街の灯りがコチラの体に合わせて揺れている。


なんだか最近身体が怠く、酒もあまり進まなくなった。そろそろ「あがり?」などと言う言葉が頭を過る。な~んてな。

津軽じょんがら。

今日から弘前。

昨日首都圏で大雪注意報などと大騒ぎしていた事が陳腐に思えるほどの積雪。

北国育ちだが、久々に体験した地吹雪に一瞬狼狽える。

そんな中、今宵訪れたのは弘前在住の会社の先輩S氏より紹介してもらった「ます酒」。Dcim1058店前で雪を掃い、暖簾を潜り店内へ。引き戸を開けた途端、店内の会話が一瞬止まり刺す様な視線を一斉に浴びる。これは地方のしかも常連さんが多い酒場では珍しくない一種の洗礼。

店には意外に広く、テーブルにカウンター奥には座敷もある。

取りあえず燗酒と、事前に同僚から聞いていた入り口付近にあるガラスケースから好きな小鉢を選ぶ。Dcim1060_2Dcim1059この日の小鉢は蕗と糸こんにゃく・油揚げの炒め煮。好物と言う事もあるが、それにしても味付けが良く旨い。

酒を追加して品書きから「たこ刺し」を頼んだ。Dcim1061見た目の予想通りたこ本来の味がしてよろしい。そして醤油も旨い。

この店のおかあさんに今日の焼き魚を聞いたら、鰊・干鱈・鰈との事。

その中から鰈を選んだ。Dcim1062暫くして供されたそれは程よく焼かれ、ふっくらとした身とパリパリの皮どちらも旨い。

ついつい嬉しくなり何気無くS氏の名前を告げると、それまで一線を画していたおかあさんが瞬時に相好を崩した。そして次の瞬間には店内にいた全ての常連さんにコチラを紹介してくれた。

それをきっかけに色んなテーブルから声が掛かり、終いにはコチラが頼んだ酒やつまみをそのテーブルに運ばれて半ば強制連行。少々戸惑ったが地元の方と話すのはコチラも望むところ。

電気工事関連の社長OさんやホテルのオーナーのFさんが笑いながら色々話しかけてくれるが、同じ東北でもこれを程津軽弁が解らないとは思わなかった。その話の中で間違いないのはS氏は完全にこの地に溶け込んでいる事。

焼酎の「佐藤」をなみなみと注がれる。注ぎ終えると飲め飲めと始まる。皆さん本当に良い方ばかり。

市民病院の院長さんと「駒形どぜう」の話になり、聞けば弘前では鰌をあまり食べないそうだ。もっともコチラもあの店の風情を楽しみに訪れている様なものだが。

隣のテーブルのKさんは吉田類の大ファンで良くTVで見ているそうだ。先日観たと言う柴又の春。コチラは年明けに訪店したばかりなので更に話が盛り上がる。

もっと腰を据えてとことん飲りたいところだが、明日があるのでお勘定をお願いしたところ、既に精算済みとの事。何とも恐縮ながら皆さんにご挨拶をして店を出た。

銀世界。

連休半ばの本日、夕刻より家人と娘と「扇寿司」へ向かう。愚息は相変わらず得意の逐電。Dcim1035暖簾を潜り店内に入ると、地元の名士で趣味人「かっちゃん」が一人カウンターで飲っていた。遅まきながらかっちゃん・マスター・ママに新年のご挨拶を済ませ、コチラ三人もカウンターに着く。

先ずは抹茶割りで乾杯。Dcim1047

つまみはいつもの適当に。Dcim1038

いつものラインナップに加え今日はタイラギ貝が旨い。

ところで最近のかっちゃんは海釣りに凝っていて先日も千葉の飯岡沖で大きな鮃を釣り上げ、この店のマスターに捌いてもらっていた。かっちゃん曰く、海釣りも「陸釣り」も何かとお金が掛かるそうだ。うん?と思ったがそこは大人の付き合い、深くは追求しない。

当然の成り行きで八海山の冷酒に成る。1
ママと家人は既にいつもの「ガール?ズトーク」炸裂。「HIROMI・GO」の話題で盛り上がっていた。

続いてバクダン。Dcim1041

カンパチのカマと鰈の西京焼き。Dcim1043

たっぷり身を愉しんだあと、無事に縁起物のカンパチのカンパチを一対発掘。本家は「鯛の鯛」なのだが細かいことはどうでも良い。Dcim1045

かっちゃんからのお裾分け、目刺しと海鼠酢。Dcim1044_2Dcim1046海鼠と聞いただけで家人は既に臨戦態勢。

娘はTVの春高バレーに釘付けになっているものの、家人と共に好きなものをマスターに頼んでいる。

「あんきも」。Dcim1051濃厚な味わいがポン酢との相性も抜群。

肝つながりでマスターからサービスの鮑の肝。Dcim1050この磯の香が堪らん。

結構な酒も入り気分良く皆さんに挨拶をして店を出た。

明日は雪の予報らしい。甚だ勝手ながらますます気分が良くなる。

明けて成人の日。

午前中から雪が降りてきた。Dcim1052
待ってましたと早速雪見酒。Dcim1055などと呑気にやっていたら夕方には洒落にならないほど雪景色。

やはり泣く子と自然にはかなわない。

小径の賑わい。

湯島のいつも通っている道に、予てより気に成っていた店がある。気には成っていたものの、何故かこれまで長い間ご縁がなかった。

末広町駅を背にして中央通りから脇道に入り狭い道をまた折れた十字路の二軒目。

外観は極々普通ながらいつも賑わっている。

今宵は生業繋がりの若手Nを慰労すべくその店に誘った。

「さくま亭」。Dcim1034暖簾を潜ると既にご常連さんらしき先輩方が気炎を吐いて元気に飲っている


店内は縦長でテーブル席と奥には小さなカウンターもある。

二人席に案内されNは生ビール、コチラは酎ハイで早速乾杯。品書きに「マカロニサラダ」を見つけ、反射的に頼んだ。Dcim1027_2一口飲んだ酎ハイが濃くてついつい顔が綻ぶ。お通しにはスナップエンドウ。マヨネーズが添えてあるのもよろしい。

マカロニサラダ。Dcim1026何気無く二人で箸をのばして食べた途端、異口同音に「うんま~い」。この店のマカロニサラダは、所謂あのマカロニの穴の部分が裂かれて広がった状態で出てくる。

その独特な触感も然ることながら、何せ味が良い。Nは余程気に入ったのだろう〆にもう一度頼んでいた。

それぞれゴマ焼酎と蕎麦焼酎に替えて、つまみも「焼き笹かまぼ明太」と「牛たたきポン酢」。その名の通り炙られた笹かまぼこの間の切れ込みに明太子を忍ばせてある。これがまた中々乙な肴と成る。Dcim1029「牛のたたきポン酢」は想像通り普通に旨い。

Dcim1028

こうなると最早日本酒にするほかない。お誂え向きに我が故郷の「初孫」が置いてある。

自家製塩辛と合わせて頼んだ。Dcim1033

更に「キャベツとソーセージ炒め」Dcim1031こんなものは自宅で食べろと言われそうだが、例えば同じおにぎりでも家で食べるのと山や海・川原などのアウトドアで食べるのとでは味わいが違う様に、家で食べるのとは趣は勿論、味も違うような気がする。

それにしてもこの店の常連さんは年齢層が高くこの近辺の方々が多そうだ。手頃な酒とつまみ、そして気さくな店主が居心地の良さを演出しているのだろう。

まだまだ試してみたい肴や酒が沢山ある。

突っ掛けのまま近所の方々が普段着で利用する酒場。どこか懐かしく、ほっとして何とも感じが良い店である。

男はつらいよ。

計画性のないコチラ夫婦。

急に思い立って家人と二人柴又へと向かう。

本来ならばJR金町駅より京成線のり一駅で柴又まで行くのだが、今日は新春に相応しい天晴な日本晴れ。柴又街道を歩きながら15分ほどの道行。

三が日は過ぎたとは言えまだ松の内、帝釈天までの参道は人で賑わいでいた。Dcim1011今年が年男で厄年だと言う愚息の御守を買ってからいそいそと参道を引き返し、いつもの「かなん亭」の戸を開けるとラッキーにも二人分の席が空いていた。「こいつぁは春から縁起がいいわえ」。

家人は瓶ビール、コチラは樽酒。つまみは「もつ煮込み」Dcim1014Dcim1013升の角に乗っかったキメ細かな塩を舐めながら先ずは1杯。この全くクセの無いオーソドックスな煮込みも良い。

家人が頼んだ焼き鳥「ねぎ間」「カシラ」「砂肝」。Dcim1016

コチラは品書きから「鯨ベーコン」を頼んだ。Dcim1015この色合いと薄さに安堵する。このペラペラなベーコンを下に敷かれた葱と共に辛をつけてポン酢で食す。これが悪くない。

人心地付いたところでお勘定を済ませ店を出た。

その後の順路は定石通り柴又駅前広場にある酒場「春」。Dcim1019この店のアリーナでもある店前のオープンエアーな席は既に埋まっていた。

ママの春ちゃんに新年の挨拶を済ませ、燗酒を二つ頼む。Dcim1020お通しは膾とポテサラ。

おでんを頼み家人はそのまま燗酒を、コチラは定番の「レッド春」にする。Dcim1021Dcim1022焼酎ベースにトマトジュースの酸味とコーレーグスの辛さのバランスが良く、アルコール漬けなコチラの脳みそには丁度良い刺激になる。

店内店外ともに盛況な様子。ママに挨拶をして店を出た。

往路と同じ道を通り金町まで出て、微かな期待を胸に「ゑびす」を訪ねたら、年明けは七日からの営業とツレない張り紙。

顔で笑って心で泣いて。マドンナにフラれた時の寅さんの如く、深追いはせず家路につく。

宴初め。

1月3日。

急遽、我が家で新年会の宴を催す。

午後3時頃より三々五々お集まり頂き、急な呼掛けにも拘らずこの日ご来店頂いたのは0畑ご夫妻・I井ご夫妻・I上ご夫妻とゴルフ合宿帰りのM酔軍氏ご夫妻。

いつもの如く皆様には飲み物食べ物と過分なお持たせをして頂く。

コチラの料理は家人の十八番の「春巻き」や「茄子の揚げ浸し」「ポテサラ」「納豆汁」に、三が日らしくお節を少々。Dcim1001Dcim1002Dcim1006Dcim1007Dcim1008Dcim1004_3

I上ママお手製のローストビーフ。Dcim1010

これ以外にもM酔軍氏から頂いた「カラスミ」や「酒盗」なども加わり、それらを肴に「越の寒中梅」「大吟醸龍力」「大山」を愉しんだ。

途中、愚息と娘も参加。

学習能力の無い愚息はM酔軍氏相手に「干杯」を挑んでいたが、てんで相手にならない。文字通り愚かな息子。

今年初めての和やかな宴となった。

ゆく年くる年。

12月30日に急遽帰省。

取り敢えず先発隊として一人「つばさ」に乗り込む。幾度経験してもこの瞬間だけはその都度望郷の念にかられ、年甲斐もなく心躍る。

上野を過ぎ地下から地上へ抜ける日暮里辺りで逸る心を抑え、ちょいと腹ごしらえ。Facebook_257890701久々の「チキン弁当」と吟醸生貯蔵酒「朱鷺」。

このチキン弁当は鳥の唐揚げとケチャップライス、そしてポテサラと小さいスモークチーズが付いているところが何とも呑み助の心を擽る。

途中、栗子峠の絶景の雪景色を眺めながら昼過ぎに山形駅に到着。

夜の酒席まで時間はたっぷりあるので思い出と懐かしさが混ざる街並みを歩く。

暫くして空腹を覚え、本町にある手打そば「さかい」の暖簾を潜った。この店に前回訪れたのは35年前の高校時代。店内に入ると当時と同じ匂いがした。Dcim09823

先ずはビールで喉を潤す。Dcim0978季節柄なのだろうか昆布巻きと、天下御免の「青菜(せいさい)漬け」がサービスされた。青菜漬けを除けて昆布巻きだけをつまむ。適度な甘さの昆布と鰊が旨い。

そして目的の中華そば。Dcim0979_2程よく縮れた麺とスープのバランス、ラードの香り、昔以上の旨さを感じた。懐かしさが下駄を履かせたか。いずれにしても、これぞ蕎麦屋の中華そば。

因みに我が故郷では、蕎麦屋の品書きに中華そばがあるのは極普通。そしてそれが旨い。

昔通った楽器屋や本屋を素見していると夕刻になり、実兄と幼馴染のIと待ち合わせ。三人で向かったのは七日町の「おかめ」。兄とIは常連だそうだが、自分は初めての訪店。Dcim0989
取り敢えず生ビールで乾杯。このIとは小学校からの腐れ縁で、バンド仲間でもある。当時この兄貴より一からギターを習った弱みがあり、今でも兄貴に頭が上がらない。

お通しには、ゼンマイの煮物・つぶ貝・タラコ焼きの三種。Dcim09833
他のつまみは常連の二人に任せた。

「煮込み」。Dcim0985あっさりとした中にもしっかり旨味が凝縮されていて雑味のない汁までも美味しく飲み干せる。それがこの煮込みの身上。

直ぐ様日本酒に切り替える。

「鯨ベーコン」。Dcim0984生姜醤油で食す。上質の脂が口の中に広がる。確かに旨いのだが昔はもっとペラペラでもっと赤かったと三人で大笑い。

続いて「海鞘」と「海鼠」。Dcim0987Dcim0988この肴では否が応にも酒が進む。それに釣られて若気の至でおこした昔の悪行話しで盛り上がる。

女将さんが気を遣って「蓴菜」をサービスしてくれた。Dcim09864この独特の歯応えとさっぱりとした酸味がより酒の呼び水になる。

Iの話しによると、この店の店主はこの街の某老舗料亭で長らく板長を任されていたそうだ。

満足して店を出る。暮れの忙しい時期でもありここで解散。二人のおかげで愉快な時を過ごせた。

大晦日。この日に帰省する家人を山形駅へ迎えに行き合流。二人で家人の実家へ向かいご先祖様へお参りを済ませ、早速帰省の際のルーティン「オオミヤ食堂」へ。

早速ビールを頼むと、白菜漬けと沢庵がお通し。家人だけ旨そうに食べていた。

家人は名代「ラーメン」と、コチラは珍しく「味噌ラーメン」。Dcim0991Dcim0992安心した旨さ。初めて食べた味噌も悪くない。おまけに付いてきた「ヤクルトもどき」お土産に頂き店を出た。

その後、今回の帰省の目的でもある親戚宅へ行って用事を済ませ、夜は家人の親父殿・おふくろさんと四人で正しい大晦日の過ごし方「紅白歌合戦」と「ゆく年くる年」を酒を飲りながらゆるりと観た。

「謹賀新年」。

1月1日。朝一番で御仏壇のご先祖と神棚にお参りを済ませ、直ぐに屠蘇となる。下戸のおふくろさんはお茶で、親父殿と家人と三人は日本酒で新年を寿ぐ。

昼にはまた「つばさ」に乗って帰る。昨夜もかなり御酒を召し上がった今年84歳になる親父殿はこの日も意気軒昂にコチラと同じペースで日本酒からワインと付き合ってくれた。頼もしくもあり、嬉しくもある。いつまでも元気で一緒に飲って欲しいものだ。

慌ただしい帰省も上りの「つばさ」に乗り込み一段落。

家人と二人、座席で早速店開き。Dcim0996_2日本酒・ワイン・ビール。その他つまみなど風呂敷を広げたは良いが、昨日と今朝でコチラはすっかり飲み過ぎてしまい、中々酒に手が出ない。そんな中、隣で景気の良い音と共に500ml缶ビールのプルトップを勢い良く引く姿の家人が居た。

夕刻に漸く帰宅して、地元の氏神様へお参りに行き新年のご挨拶。

我が家でも改めておせちで一献。Dcim1000

今年はどんな一年になるのだろう。そこそこ元気で旨い酒が飲れれば、まぁそれで良しとするか。

« 2012年12月 | トップページ | 2013年2月 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ