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ぼちぼちいこか。

大阪のシンボルと言えば何と言っても通天閣。

「東京タワーだって、あなたと見る通天閣にはかなわへんよ」とドリカムが歌ったらしい。その通天閣の御膝元にある「酒の穴」。Dcim0873_5Dcim0874
カウンターだけのいかにも大阪らしい酒場と言った趣がある店内。

酎ハイと定番の串揚げ「ネギマ・玉ねぎ・牛串」。Dcim0875Dcim0877御堂筋線の動物園前駅で降りてジャンジャン横丁を歩いてくる間、見るからに危ない方々もいらっしゃったが、コチラは山谷で慣れている。

日本酒に代えたと同時に「鱧皮ポン酢」。Dcim0879Dcim0878東京で皮物と言えば、「河豚皮」か「鶏皮」。さすが大阪「鱧皮」とは恐れ入った。しかも濃厚な味わいは、口が脂を欲している時には最高のつまみになる。

脂の次にはさっぱり系の「ナマコポン酢」。Dcim0880これは洋の東西を問わず?日本酒には絶好の肴。

店を出てまたもや怪しくて危ない方々を避ける様に駅へ向かう。

「なんば」から「梅田」まで移動。「♪梅田からナンバまで」上田正樹と有山じゅんじの軽快なラグタイムブルースが聞こえてきそうだ。

梅田駅の端にある「新梅田食堂街」。Dcim0910一階と二階に飲食店が犇めき合って並んでいる。

その中から看板に惹かれて選んだ「酒・毎日」。Dcim0901店内は立ち飲みシステムでカウンターには大小の皿丼につまみが揃っている。Dcim0899取りあえず日本酒の大と蛸煮を頼んだ。Dcim0896Dcim0897これは旨いと舌鼓を打っていると、カウンターの端に更に旨そうな蛸刺しがみえた。

即座に頼むと店主が怪訝な顔をして確認のため聞き返てきたが、いくら重複しても好きなものは仕方がない。Dcim0898蛸そのものは文句なく旨かったが、醤油がイマイチだったのが残念。

梅田の街を散策していると、「お初天神通り商店街」に出た。Dcim0920

商店街を暫く歩くと、見覚えのある「多聞 松屋」が見えてきた。Dcim0912
早速暖簾をくぐる。

カウンターは既に満席に近かったがどうにか一席空けてくれた。

当然「多聞」の燗を頂く。Dcim0913つまみには前回訪れた時に気に成っていた「ウインナー」を頼んだ。Dcim0914確かに赤ウインナーが9個ついてきて350円。「たきおか」は3個で180円。大阪の勝ち、などと無粋な計算をしながら赤ウインナーを食べる。

汁気のあるものが欲しくなり「あさりの酒蒸し」と「湯豆腐」。

Dcim0916Dcim0919湯豆腐は今やお馴染みの関西風

ところで、ここの店員さん、どこから見ても「なぎら健壱」に似ている。小野栄一のそっくりショーに出れば間違いなく優勝する筈。

その店員さんをほくそ笑みながら眺めていると、隣のおじさんが不意に声を掛けてきた。少々面倒臭くもあったが、旅は道ずれ世は情けの習いもある。

聞けばこのおじさん、滋賀より京都を経由して本日梅田へ来たそうだ。稼業の花屋をチェーン展開するほどに築き上げたが現在は息子さんに譲り、本人は奥様と悠悠自適な生活を送っていると、それこそ悠々と語りかかてきた。

その後は日本酒を注しつ注されつ。

コチラも頷くだけではなく、たまには相槌を打ったり何かと気を遣う。それでもこのおじさん、余程気を良くしたのか抵抗するコチラを押し留めコチラの勘定も持ってくれた。

真偽の程は定かでないが、明日滋賀の守山市に4500万円の土地を買うんだそうだ。こちらはせめてもの恩返しにと暦を調べて「明日は先勝ですよ」と教えてあげたら「よっしゃ、午前中が勝負や」と喜んでいた。

帰りしな固い握手をしておじさんは帰って行った。恐らく二度と会うこともないだろうが、こうした出会いも酒があっての事。茶道で言うところの一期一会か。

65歳と言うそのおじさんのご武運を祈る。

コチラはその後一人になって「なぎら健壱」を肴に暫く飲んだ。

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コメント

小野栄一・・・。懐かしい名前!!
「一つ山越し~~~~」CMにも出てましたね。
鶴田浩二の本名でもあるんですよ~~~(榮一ですけど)。

梅田駅界隈もいろんなお店がありますね。
初めて大阪本場の「ホルモン焼き」を食べたのが梅田でした。
「てっちり」も旨かったですねぇ。
いかがわしいお店も・・・・(今は無くなったのかなぁ)。
「鱧皮のポン酢」食べたい!!

先ほどのコメント、名無しで送信してしまいました。
ごめんなさい。

鉄仮面様

残念ながら鉄仮面様とは逆に昔の梅田を知りませんが、今でも十分魅力のある街だと思います。
勝谷誠彦の著に「色街を呑む」がありますが、勇気と機会があれば是非「飛田新地」も覗いてみたいと思っております。

席亭様
台湾の得意先からありがたくも、2リットルの甕入り白酒58度をいただきました。
家内からは止められていますが、近々お届けしますので正月用としていかがでしょうか。
ご一緒に正月早々華々しく散るのも一興かと。

M酔軍様

御無事にご帰還されたご様子で何よりでございます。

甕入り白酒ですか・・・
華々しく散るのは覚悟しておりますが、もう少し楽な方法があるのではないかと軟弱な思いが頭を過ります。

いずれにしましても近々よろしくお願いします。

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