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じょっぱり。

今日から青森に入る。夕闇迫る街へ彷徨う。

青森駅のどこか哀愁を漂わせる雰囲気が良い。

青函連絡船が華やかかりし頃は、この青森駅も24時間営業で勢いその周辺の飲み屋も華々しく栄えていたそうだ。

その名残か駅前の飲み屋。Dcim0601暖簾をはらい店内に入ると、直ぐに両側に小上がりがあり驚く。女将さんが一人、先客が二人。

取りあえず女将さんのお勧め青森の銘酒「田酒」をぬるで。Dcim0604Dcim0602お通しは糸こんにゃく・人参を真たらこで和えたもの。これと同じような料理が好きだったおふくろを思い出す。

店の看板にもなっているホタテの刺身を頼んでみた。Dcim0605レモンをひと滴垂らした肉厚な身も、ヒモも絶品。ここではどんなに新鮮な帆立でも、「焼き」でなければ肝は出さないそうだ。残念。

女将さんが気を利かせて色々話しかけ来る。青森駅の栄枯盛衰も聞いた。この店は30年の歴史があるそうだが、ここら辺りでは新参者ですよと自嘲するように笑っていた。

女将さんが酌をしてくれるのであっという間に2本が空いた。そろそろ潮時とお勘定をお願いした。

何気なく出されたその勘定書きは、思いの外上積みされていたが、ここは「みちのく母ちゃん食堂」、世の中そんなに甘くないとの母ちゃんの教えとみた。「気をつけて」との女将さん声を背に受け店を出る。

続いては駅前通りにある「鱒の介」。Dcim0607カウンターと広めの座敷、テーブルがある。駅前の気楽な食堂といった趣。

熱燗を頼む。Dcim0610

お通しは大振りのブリ大根。Dcim0612
楽しみにしていたここら辺りでは今が旬のやりイカ。Dcim0613ねっとりといた中にもしっかりとした歯応えが甘みと共に絡み付く。どうにも日本酒がすすむ。

品書きを見ると、注文したい品々が満載。そんな中から選んだ「鰊の切り込み」。Dcim0611これは鰊を生姜・麹・唐辛子で漬け込んだもの。言わずもがな心にしみる。

酒を追加し、しみじみと味わう。イメージ的には後ろに港の漁火を配した「演歌の花道」。

〆には十三湖の蜆汁。Dcim0614満足して店を出ればすでに寒風が頬を掠めた。

また日本酒の旨い季節がやってくる。

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コメント

昨晩はM保さんの通夜に参列しました。びっくりするほどの参列者の数で生前の人柄が偲ばれました。帰りがけN部さんと姐さんにご一緒させていただき船橋で夭折された魂に杯を捧げました。

「鰊の切り込み」とはお珍しい。鮭の切り込みは食べたことがありますが。
先日の蝦蛄といい、蜆といい、新鮮なホタテの刺身(ひも付き)といい…。
写真を見るだけでも垂涎ものです。

昔、今別に友達を訪ねました。わざわざ素潜りでアワビとウニを捕ってきて
食べさせてくれました。今でも忘れられない味です。

青森はいいなぁ~~~~。行きてェーーーッ!!

M酔軍様

M保さんの事はただただ残念でなりません。親も子も語り尽くせぬほどお世話になりました。しかしながらこの因果な商売、参列できず残念でした。

家内の話からも生前のM保さんのお人柄が忍ばれる葬儀だっと報告がありました。

また、K鳥先からは再度拙宅にて潰れたいとのありがたいお申し入れが、家人にあとたそうです。その際にはどうぞご同席賜りますようよろしくお願い致します。

鉄仮面様

旨かったですよ~。
その他にも青森には呑み助垂涎の肴がたくさんありました。何と言っても塩っ辛いのが堪りません。大間のマグロは12月頃なんだそうです。

天気が良ければ朝市を見学しようと思いましたがあいにくの暴風雨で敢え無く断念した次第です。

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