最近のトラックバック

« 吉原狐。 | トップページ | じょっぱり。 »

ぶんちょう戯れ歌。

今宵は仙台に酔う。

宿もお誂え向きに国分町のど真ん中。先ずは文化横丁の人気店「源氏」。Dcim0588通りから脇道にそれ更に鍵型の路地のどんつきにある。見事な外観。

縄のれんをはらい、引き戸を開けて店内に入ると静寂な空間が現れる。Dcim0592外観に負けない趣のある店内。着物に割烹着の美人女将が「いらっしゃい」と静かに迎えてくれる。カウンターだけだがどこか神楽坂の「伊勢藤」にも似た匂いもする。先客は二組。

ビールと酒しかないと言う女将に燗酒を頼むと「新政」を勧められた。Dcim0591ぬる燗具合も申し分ない。お通しは蓮根などの煮物と、自慢の糠漬け。

その佇まいや店の雰囲気、噂通りの稀に見る名店。それは間違いない。

ただし、この日が特別なのかこれがこの店の仕来りなのか解らないが、女将が奥の厨房に入って中々出て来ない。必然的に酒のグラスが空いても暫し待ちぼうけを喰らう。

せっかちななコチラはそれが我慢できず1杯で店を後にした。まだまだ己の修行が足りないことを実感する。

続いて適当に横丁に入り、適当な店に入る。Dcim0595Dcim0593_2日本酒を頼んだら、分葱が乗った小洒落た「玉こんにゃくの様なもの」がお通しとして供された。一口食べたらやはり「様なもの」似て非なるは正にこの事。出汁などがはってあり見た目通り味が薄く、話にならない。

気を取り直して桜肉のユッケ。Dcim0594これはまづまづ。ここで日本酒を追加。

品書きに蛤焼を見つけ頼んでみると目の前で焼いてくれた。Dcim0596これは鮮度が命、醤油をかけ回し熱々を食す。これは旨い。

もう一本頼もうか迷った挙句、お勘定を済ませて店を出た。

今宵は1軒予定の店がある。前回仙台を訪れた時に世話になったそば屋の店主。

店を探し当てると一見「立ち食いそば屋」の様を呈している。

店内に入るとテーブルが一つにカウンター。店主が「あっ」と言って笑った。憶えていてくれたようだ。

取りあえず、日本酒。Dcim0605我が故郷「栄光富士」の「純月」。極ぬるでお願いした。

お通しは「生白魚」。Dcim0599この店は蕎麦や丼物などもあり、それなりのつまみも揃っている。先客は「湯豆腐」やら「もってのほか」で飲っている。

何と言っても「牛たん」。Dcim0602酒の邪魔にならない様に薄目に切って焼いて貰う。前回と同じく旨い。

ついでに牡蠣の塩辛。Dcim0604この芳しき磯の香と塩っ辛さが堪らない。ちょこっとつまんでは飲み飲んではつまむ、この繰り返し。これぞヘビーローテーション。


特に店主と話すことは無かったが、義理を果たしたようで気持ちが良い。

また来ます、などといい加減な事は言わず店を出た。

« 吉原狐。 | トップページ | じょっぱり。 »

コメント

牡蠣の塩辛いいですね~!昔「菊正を飲むと旨いものが食べたくなる。」「旨いものを食べると菊正が飲みたくなる。」という無限ローテーションCMがありましたが正にこれですね。それにしても「源氏」。是非とも行ってみたい。

M酔軍様

菊正のCM、懐かしいですね。今は亡き田宮二郎が着流し姿で出てましたね。

文化横丁の源氏は正にそんな情景の似合う店です。是非一度。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/524426/56014339

この記事へのトラックバック一覧です: ぶんちょう戯れ歌。:

« 吉原狐。 | トップページ | じょっぱり。 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ