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上洛。

相変わらずの巡業。前入の為、日曜の朝7時50分東京発の「のぞみ」に乗り込む。

座席に着き、早速店開き。Dcim0623ガラにも無く 「ハム屋さんのおつまみセット」などと言う小洒落れつまみを買った。

その上品で薄い味付けに後悔した。

目的地は大阪なのだが、京都で途中下車。盆地ゆえ蒸し暑さを覚悟していたが、思いの外風が心地良い。これも日頃の善行の所為だろう。

先ずは駅から歩いて東本願寺へ参拝。Dcim0626いつもの懺悔と厚かましお願いをする。

地下鉄で河原町へ出る。鴨川に架かる四条大橋から河原を眺めると納涼床が誇らしげにせり出ていた。Dcim0629河原町や祇園も良いが、いつか貴船や高雄の川床で舞妓さんと戯れてみたいものだ。

さて、新京極。25年ぶりで訪れる。目指すは「スタンド」。Dcim0631マニアの間では既に知られた名店。外観もレトロだが店内はもっと趣がある。Dcim0634 Dcim0635

店内はテーブルと大理石の長いカウンターがあり、カウンターはお客同士が対面で座る。

そのカウンターに案内された。月桂冠の特級と「えん豆玉子とじ」を頼む。Dcim0632Dcim0633独特のスタンド伝票。えん豆玉子とじ、塩っ気があってこれが中々イケる。

品書きにあった二級酒を常温で頼んでみた。Dcim0637 値段は安いが特級より飲みやすい。これで十分。

続いてオーソドックスに「京都と言えば豆腐」の連想から冷奴。Dcim0638 常連さんらしき方々が「セット」と呼んで頼んでいるつまみ。ハム・パスタ・枝豆・揚げシューマイ が一皿に盛られている。品書きには無いが頼んでみようか。

そこに隣のおばさんが頼んだ「冷やしラーメン」が運ばれて来て驚いた。

てっきり「冷やし中華」かと思ったら、これが我が故郷発祥の「冷ったいラーメン」に似ている。

これは捨て置くわけにはいかず、少々興奮しながら早々に頼んだ。

玉子焼きが気に入らないが、それ以外の様子は良し。Dcim0639 息を整えて一口食す。鰹出汁が効いていて中々よろしいが、どうにも味が薄過ぎる。これはいただけない。すぐさまカウンターの醤油を遠慮無く掛けまわす。

それを見ていた目の前のおじさんが明らかに怪訝な顔で冷めた視線をコチラへ向けた。

古よりの雅な文化では到底敵わないが、「冷ったいラーメン」ではコチラが本家、黙って見ててもらおう。ほら見ろ、大分本家に近づいた。

それをつまみに二級酒を追加した。いや満足。

阪急線で一路大阪へ向い「動物園前」で下車。ジャンジャン横丁を通り抜け言わずと知れた呑み助憧れの「新世界」。Dcim0641 通りから路地に入ったところにある「酒の穴」。Dcim0647先ほどのスタンドと良い、この度の酒の穴と言い、吉田類巨匠の軌跡を辿ってみる。

店内に入ると鍵型のウンター。とりあえず酎ハイと「かに身」「小アジフライ」。Dcim0642 Dcim0643 ポン酢で食す。中々よろしい。Dcim0644 かぼちゃはおまけ。この後に掛けたソースがうまかった。

酒場なので客が酔っているのは何ら不思議では無いが、その酔っ払い方が半端でない。皆ベロベロに酔っている。コチラもその通り。

店を出てもう一軒の目的地、スマートボール「ニュースター」。Dcim0651 Dcim0648 Dcim0649 浅草にもスマートボールをやらせる店があるが玉が青色、そこはやはり基本は白玉でなければならない。その点この店は偉い。平日も営業していてこの日も大入り満員。

通りを歩いていて引っ掛かった「あづま」。Dcim0652店内に入るとガラスケースの中から好みのつまみを自分で選ぶシステム。

ハイリキを頼んだら瓶ごと運ばれて来た。つまみは「きずし」と「イカと里芋の煮物」。Dcim0653  関西での〆鯖(きずし)は今までハズれた験しが無い。紅しょうがもよろしい。Dcim0655 このイカ、胴に卵がびっしり詰まっていて歯応え味ともに結構。

ハイリキを追加したところで品書きに「玉吸い」を見つけた。難波にある「千とせ」の「肉吸い」の様なものだろうか、興味深々頼んでみた。Dcim0656 出汁の効いた汁に半熟の卵とかまぼこが入って、その上に葱と海苔が乗っている極シンプルなもの。これが良い味している。

酔って麻痺した胃袋にも優しく酒の〆には最適。

それにしても大阪は相変わらず懐が深い。

本日これにて終了、宿のある谷四へ向かう。

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コメント

ちとせの「肉吸い」は花紀京が「肉うどん、うどん抜きで」が始まりとか。
肉吸いとは、昔話の「妖怪」から言い伝えられてきた言葉だそうです。昔話で出てくる肉吸いという妖怪は、行灯(灯り)を持った人に声をかけ行灯が消えた瞬間、全身の肉を吸い取られ干からびて死亡した、という妖怪話です。この「肉吸い」という妖怪を仕留めた際、正体を見たら肉のない骨と皮だけのお化けだった、と一説にあるそうで、そこから、肉吸いという言葉が生まれたそうです。
実は「東日本と西日本の違い」の授業で扱ったんです。子供達は「肉吸い」からいろんな物を連想しました。ちなみに灯油のポリタンクの色も違うんですよ~~~~。西日本は「青」です。

鉄仮面先生の課外授業楽しく勉強させていただきました。確かにつゆの色とかエスカレーターでの立つ位置とか鰻の開き方とかいろいろ東西の違いが見られますが、どうやら大衆酒場での呑み助には違いがなさそうですね。

ご両人様

確かに東と西では言葉や風習はもとより食文化にも差異がありますが、何よりスイカが使えないのが不便極まりの無いところです。

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