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2012年6月

人品骨柄卑しからずや。

本日は金町のお気に入り「ゑびす」。Dcim0345

今日は何を肴に飲ろうか、などと思いを巡らせながら暖簾を潜る。

高齢の親父さんと女将さんに挨拶をしていつものカウンターに着く。

Dcim0340さてと、何からいこうか。壁の板版にうれしく迷いながら、何はともあれレモンハイ。Dcim0336 この店のレモンハイは、焼酎だけのグラスにセットで供される特性フレッシュレモンを自分の好みで注ぐ。スッキリとした涼味が感じられ夏場には都合が良い。このレモンエキスで3杯はいける。

品書きの夏場が旬で好物の「鯒」を見つけ、迷わず注文する。Dcim0337 供されたそれには「肝」や「皮の湯引き」も付いて来た。さすが親父さん。味、歯応え共に文句無し。

その後梅干ハイに代える。Dcim0341普通の場合はグラスに梅干を投入してから飲るのだろうが、グラスに入れずそのまま梅干を突っつき、つまみにしながら焼酎を飲る。

梅干をグラスに入れてぐずぐずに潰したあとに濁ったのを飲っている方をよくみかける。余計なお世話は承知の上ながら、気持ちは解るが見た目がいけない。

続いて目玉焼き。Dcim0343 女将さんから「醤油にする?それともソース?」と聞かれ、大日本ソース党の総裁で敬愛する「白雲去来」の蜷川さんにお叱りを受けそうだが、「醤油」と答えた。

目玉焼きの下にレタスと紫玉ねぎが敷かれていたが、これにはマヨネーズ欲しかった。

ここら辺で日本酒にした。理由は「稚鮎の天ぷら」。Dcim0339 今年もこの季節がやってきた。丸揚げなので内臓のほろ苦さが堪らない。

更に「イカの丸煮」。Dcim0344これがまた絶妙の甘じょっぱさ。竹串が付いて来るのが嬉しい。

因みに、我が家人はこの様なイカの煮汁を大量にご飯に掛け、所謂汁だくにして食すのが大好物。自分も他人には言えない「アカン飯」が幾つかあるが、これには敵わない。

居心地が良い事を幸いについつい長っ尻になり、すっかり寛がせて貰った。

お勘定を済ませ常連さんに目礼して店を出た。

元吉原。

待望の今宵。

M酔軍氏の定宿でもある、品川はもつ料理の「みかさ」に集う。

メンバーは主席のM酔軍氏とご門弟のY山さんと大守さん。

タイムリミットまで残す事僅か、名店での肝に別れを告げるべく一献と相成った。

港南口の高層ビルを仰ぎ見ながら、路地を縫って辿り着く。この一角だけが時の流れを拒絶しながらも悠々と孤立している。

名物の命綱を頼りに二階へ上がると既に皆さんお揃い。

先ずはプロローグ、乾いた喉をビールで湿らす。Dcim0316 この店でのお通しは普通はポテサラなのだが、そこは上得意のM酔軍氏、さすがの誂え。

ビールの後は越後の銘酒、鶴亀。Dcim0317 中味も良いが、このラベルが何とも情緒があり思わず卓に上げる。

さて、料理。のっけから肝に行くような野暮はしない。この店の定石通り、名物の「ギアラ」と「中落ち」。Dcim0318 Dcim0319 どちらもいつも通りのクオリティーに感心する。

逸る気持ちを抑えられず自ずと酒のピッチもあがる。

酔眼で後ろを振り向くと窓越しに夕暮れに映える柔らかい灯火が見え、殊更気分が良い。Dcim0324

ここらで満を持しての肝。Dcim0321いや旨し、存分に味わう。

お上の無粋なお達しの所為で、肝を求める老若男女で焼肉屋が特需だそうだ。ここみかさもご多分に洩れず連日の大盛況。

インターバルに衣かつぎ。Dcim0320 まだまだ小ぶりながら箸休めには丁度良い。

この店での〆は48度のクースをロックで仕上げる。Dcim0323 島らっきょの代わりに塩らっきょ。

満足して店を出る。

Y山さんとはここでお別れして残る三名で人形町の名店「笹新」へと向かう。Dcim0325 店構え店内共にさすがの雰囲気を醸し出している。残念ながらこの店での特等席のカウンターには入れず、テーブルでの相席だったがそれでも満足。Dcim0327 早速大七の四合瓶を頼む。

つまみには酒場の定番、鰯煮と〆鯖。Dcim0328 Dcim0329いずれも確かな仕事はお見事。特に強めに酢〆られた〆鯖は呑み助の心を十分刺激する逸品。

またもや満足。

店を出て駅までの途中、何とも良さ気な蕎麦屋へ吸い込まれた。 Dcim0331 Dcim0332 塩辛で冷酒を飲るのはこれまた至福。

最後は当然ながら蕎麦を手繰る。Dcim0333 極々普通の蕎麦。勘違いも甚だしい蕎麦屋が多い中、肩肘張らずに愉しめる市井の蕎麦屋であるところがまた良い。

江戸の昔には日本堤へ移る前の吉原遊郭があったと言う人形町、其処此処に粋な風情が感じられ如何にも巡り甲斐がありそうな街相だ。

次回ゆっくりと漫ろ歩く事を約束して、本日はこれにてお開き。

見たと嘗めたは大違い。

7月1日のタイムリミットまであと僅か。

そんな思いから仕事上がりに若人と二人上野へ向かった。

ググって見つけた初めての店だが中々の繁盛振り。先ずは生ビールとウーロンハイで乾杯。Dcim0273 お通しにはひじきの煮物。やたらと甘い。

残念ながらお目当ての肝刺しは無く、その代わり半生があった。Dcim0272 たっぷりの大蒜が投入されているが、それでも後味に肝独特の匂いが残る。

既にここで戦意を喪失しかけていたが、気持ちを切り替え焼き物に期待を寄せる。Dcim0277 一口食べて降参。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの例えもある様に、追加した酒までいけない。

コチラの「出ようか」、の一言に戸惑う若人を促すと、コチラに気を遣って慌てて残りを口に詰め込んだが、焼き物には殆ど口を付けず店を出た。

失意の中で次に向かったのは「たきおか」。

若人はハイボールでコチラは樽酒。Dcim0278 ポテサラと塩らっきょで口直し 人心地つく。

早速これ見よがしに焼き物の「豚バラ」と「なんこつ」を頼み若人へ奨める。Dcim0279 Dcim0281正直な若人は先ほどのとの違いに驚いていた。

更にこの店で好んで頼む鰻。Dcim0282いつもながら全く嫌味の無い味に安心する。

杯が上がり溜飲が下がったところでお開き。

白鷺隠れ。

本日から生業の事情で姫路。

この街には昨年から何度か訪れているが、姫路城は相変わらず大天守保存修理の為すっぽりとむさ苦しいシートが被せられている。

同じ修繕でもやはり浅草寺の方が粋に誂えられていた。

早速夕闇迫る街へと繰り出す。Dcim0262 何となくそそられる商店街を見つけ冷やかし半分で迷い込んだ。

商店街の入り口付近にこれまた良さ気なラーメン屋を見つけたが、ここはキープして更にデープに進む。

道が途切れる門にある大衆食堂「福十 ふくじゅう」にロックオン。

暖簾を潜り引き戸を開けると、カウンターだけの小体な店は既に常連さんで賑わっている。当然ながら完全アウェイでの刺す様な視線を浴びるも怯まずカウンターの真ん中に腰を掛ける。

目の前のショーケースには多種のおかず兼つまみが出番待ちをしていた。Dcim0264これとは別に壁に品書きがあり、その中に「湯蛸」なるものを発見、早速頼む。Dcim0265見た目以上に大振りに切られてボリューミィー。その上弾力があり 甘味もある。さすが明石の地蛸。

隣のおじさんはトンカツ単品・鮪とハリ烏賊の盛り合わせを肴に酎ハイを飲っている。ここまでは極ありふれた情景。

しかしこのおじさん、暫くすると躊躇無く「鍋焼きうどん」を頼んだ。本日の姫路はかなり蒸し暑い。それでもおじさんは悠々と鍋焼きを啜、涼しげな顔で酎ハイを呷っている。

頼む方も凄いがこの時期に鍋焼きを提供する方も偉い。

感心しながら焼きたての鮎塩焼きを頬張る。Dcim0267 香ばしさとふくよかな味わいが少し早い夏の涼を感じさせる。

今日は鼻っから終いまで燗酒。それに合わせ穴子天を頼む。Dcim0268一緒に供された薄味の出汁を端に除けて、あえて醤油で食す。何とも堪らん。

もちろん食事だけのお客も来る。ライスと玉子汁だけを頼みそれをあっと言う間に平らげ入店から店を出るまでの所要時間5分少々の兵もいた。

そんな面白い人間観察をしているとついつい杯を余計に重ねてしまう。

お勘定を済ませ店を出た。

商店街の入り口に戻り、先ほどのラーメン屋「新生軒」に入る。Dcim0270

メニューを見ると、ラーメン・ワンタンめん・ワンタン・餃子としか書いていない。

普通のラーメンを頼んだ。

暫くして供されたそのビジュアルに驚く。Dcim0271 まったくと言って良いほど濁りが無く澄み渡ったスープ。早速スープをすすると鶏ガラベースのコクと丁度良い塩梅の味加減。細めんとの相性も抜群。いや旨い。

あまりのハマり具合にもう一杯頼もうかと思ったのを微かな理性でようやく押し止めた。

清々しささえ感じる楚々たる〆の一杯。満足。

しょぱくてくらわんね。

今日から越中に向かう。

上野よりMAXときに乗り込み越後湯沢で「はくたか」に乗り換える。

越後湯沢から望む遠くの山々には未だに残雪が残っている。

生業を終えて夜の街へ繰り出す。最近ご贔屓の「かど番」は生憎と満席。

仕方が無いので以前に訪れた事のある「火男」へ向かった。Dcim0248木製のサントリー角瓶が目印。

今日は珍しく奥座敷に案内された。

初めて案内された奥座敷は坪庭があり中々良い景観。Dcim0250 本日ご同行のお嬢さんも、その風流な詫び寂に共感していた。中々良い感性をしている。

富山と言えばホタルイカ。沖漬けでぬる燗を頂く。お嬢さんは梅酒ソーダ。Dcim0251 本日のお奨めを聞けば鯵と言うので刺身にしてもらった。Dcim0252更には「さす(かじき)の昆布締め」。昆布の粘度と風味が身に移り酒には絶妙な肴。ついでに頼んだハムカツも負けては居ない。Dcim0253_2 予めソースが染み渡っていてその香りに思わずかぶり付く。これはイケる。

もう一つ富山と言えば白海老。これでは日本酒のぬる燗もすすむ。Dcim0254 更にお嬢さんのご所望の地鶏炭火焼と〆鯖。中々分かっている。Dcim0255 Dcim0256 最後もお嬢さんの好物の貝。つぶ貝の壺焼き。Dcim0257 これも評判が良かった。

お互いに酔いが回り、その所為か向かったのは泣く子も黙る富山ブラックの「大樹」。

逸る心を諌めるように銘酒立山を一献。

Dcim0259お嬢さんは今日が初ブラックとの事で少々興奮気味。待つこと暫くいよいよ褐色のスープが揺れ動く器が運ばれて来た。 Dcim0260一口啜ると醤油の香ばしさが口腔内に広がる。続いて強烈なしょっぱさが後を追ってくる。メンマとチャーシューの尋常でないしょっぱさが酒にはもってこいの肴になる。

二人満足して店を出た。

お嬢さんに感想を尋ねると「一度でいいです」だそうだ。

Long Train Runnin' 

帰省二日目、朝から両家のご先祖様をお参りにお寺へ向かう。相変わらずこれまでの懺悔と虫の良い祈願をした。

昼時になり、家人の実家の近くにある人気店「寿々喜そば」の名代「鳥中華」を選んだ。Dcim0233昼前に店に入ったが店内はほぼ満席、もう少し後なら完全に待たされていた。

運ばれて来た葱が山盛りの丼、掻き分けると中から中華麺。故郷では「冷たい中華」「冷やし肉そば」と同じようにポピュラーな食べ物。 Dcim0234スープは昆布と鰹でとった出汁に濃い目の醤油を併せ鶏肉を入れる。いわゆる鳥蕎麦の麺を中華麺にしたイメージが近いか。

甘味が気に成るが、これはこれで旨い。店を出るころにはやはり並びが出ていた。

帰りに近所の農園を通ったら、雨に濡れたさくらんぼが今や遅しと出番を待ち望んでいた。Dcim0236

夜は仙台在住の義兄夫婦を含め近所の焼肉屋で一献。Dcim0237この店は精肉店が店舗の2Fに今年の4月に焼肉店をオープンさせた。

先ずは生ビールやハイボールで乾杯。 Dcim0238 この季節故郷の酒場では山菜が御目見えする。昨夜に続き今夜も好物の蕨。

とりあえず牛もつ煮こみと馬刺し。Dcim0242勢い勇んで箸を付けると予想通りの味。これはこの後が期待できる。

さてその肝心の肉だが、これが実に素晴らしい。Dcim0239 Dcim0241手前味噌は百も承知二百も合点だが、山形牛のロースに米沢牛のカルビは最高。肉も然ることながらタレがまた良い。更にはこれで驚くほど安い。

その後、芋焼酎やワインが乱れ飛び宴も酣、満足して店を出た。

帰宅して皆で2次会。お袋さんが好物の「大角豆と鯖生利の煮物」「棒だら」「蕨」を出してくれた。どれもこれもため息が出るほど旨い。

めでたくこの日も大破・轟沈。

翌日曜の朝、仏様にお参りを済ませ東京行きの「つばさ」に乗り込む。相変わらず店開き。Dcim0245お袋さんに半ば強制的に朝食を食べさせられたが、これがとても旨くてお代わりなどをしたものだから腹がくちい。しかしながらこれだけは外せないのが「ほや酔明」。

歯に張り付くのが難点だが、滋味に溢れた風味が何とも言えず東北方面を訪れる際には必ず購入して肴にする。

楽しみはあっと言う間に過ぎてゆき、行きはよいよい帰りは恐い・・・か。

明日から越中。

East Bound 。

ちょっと思うところがあり、独り故郷へ向かう。

当然ながら「つばさ」の中で店開き。120608_001_5 崎陽軒のシウマイ10個入りを発見、このぐらいの入り数でちょうど良い。久方ぶりに買ったゆで卵に驚く。最近のゆで卵は旨いなぁ~などとくだらない事に関心していると、あっと言う間に福島を過ぎて、栗子峠に差し掛かる。

その昔、この峠はその険しさゆえに列車はスウィッチバックで通過していた。

その険しさが幸いしてか、この峠だけはほぼ昔のまんま。120608_002車窓からこんな景色が流れて来れば、否が応にも飲やずには居られまい

調子に乗り感情の趣くままに飲っていたら「つばさ」を降りる頃には結構な酔いがきた。

いつもながら家人の実家に世話になる。その前に、もはや一種の儀式と化した「オオミヤの中華そば」を食べる。Dcim0222 一口啜る。これこれ、この味。帰郷する楽しみの一つである。因みにヤクルトもどき(失礼)と漬物はサービス。

夜は家人の親父殿とお袋さんを近所の寿司屋へ連れて行き、親孝行の真似事。

下戸のお袋さんはお茶で、親父殿は生ビール、コチラは冷酒で乾杯。Dcim0228お通しに「イルカ(鯨)とみず(山菜)の煮物」と蕨の醤油漬け。どちらも絶品。思わず唸ってしまう。

刺し盛りを適当に。Dcim0229蛸の微かに残る磯の香が何とも言えずに旨い。蛸っ喰いを自称しているがこう言う代物には中々巡り合えない。その他の刺しも内陸と言う立地にしては上出来。この節、あん肝だけはご愛嬌か。

この店での楽しみは、ほぼ常備してある「十四代」。Dcim0232 さすが真打、文句無く旨いねぇ。

にぎりも中々良い。Dcim0231 親父殿と更に杯を傾ける。

寿司が大好物のお袋さんも、満足してくれた様で何より。

帰宅して親父殿と赤霧島を飲りながら、昔は随分と潰された記憶が蘇ってくる。今年82歳になる親父殿だがこれでも以前より大分酒が弱くなった。それが少々寂しくもあるのだが。

独り大破・轟沈

家守。

家人と娘と「扇寿司」へ。

カウンターには珍しく誰も居ない。

いつもの抹茶割りと家人は瓶ビール、運転手の娘はウーロン茶

取り急ぎマスターが出してくれた奴とメカブ。Dcim0208こう言う状況の時は必ずこの店のママと家人のガールズ?トークが始まる。この日もその例に洩れることなく始まった。こうなると止めが利かない。

会話の邪魔にならない様に刺身を適当につまみにする。Dcim0210 Dcim0211 最近マスターの健康状態を考慮して、これまでの木曜休日から水曜木曜の連休になった。

1日休みが増えると言う事は日参している常連さんも辛いし、働き者のマスターはもっと辛いのだろうが、闊達なママは大丈夫そうだ。

カンパチのカマ焼きと穴子の白焼き。

Dcim0212 Dcim0213 こうなれば日本酒に成りそうだがこの日は珍しく抹茶割りで通した。

ダイエット中の娘はにぎりをぺろりと平らげる。Dcim0214 ガールズトークも佳境に入ったところで本日は終了続きはまた次回。

家に帰るとキッチンの窓にお客様。Dcim0217 吸盤のような5本の手足が何ともかわいい。

すわ吉兆の予感。

天空落とし。

本日はM酔軍氏ご夫妻とスカイツリーへ上る。

何はともあれ午前9時に「たきおか」で待ち合わせ。Dcim0174家人と共に暖簾を潜ると既にM酔軍とお内儀のE子さんは到着されていた。

先ずは酎ハイ・生ビールで乾杯。いつもの赤ウインナーなどつまみを頼む。Dcim0178 Dcim0180             チャーシュー の芥子和えDcim0181             鶉の玉子串揚げDcim0182             豚肉しらたき

この他にも「肉豆腐」や「ふきの煮物」「里芋の煮物」などを頼んで、コチラは気合を入れる為に酎ハイから樽酒に成る。Dcim0179 相変わらず盛りが良い。

「高い・狭い・暗い」が苦手なコチラがこれから天空へと上るにはこれくらいの特効薬が必要になってくる。

ほどほどに酔いながら「たきおか」を後にしタクシーに乗り込み、いざ出陣。Dcim0183生憎の曇天模様の中にも雲を突き刺すような鋭角な尖塔が次第に迫り来る。Dcim0186いよいよ真下。ここまで来たら覚悟を決めるほかない。

予めチケットを持っているので最小限の待ちで済んで、あっと言う間に最上階。心配したエレベーターも難なくクリア。

あまりにも簡易な手荷物検査だったがテロ対策などは大丈夫なのだろうか、などと余計な心配をしていると間の前にパノラマが現れる。

ご褒美の圧巻の絶景。江戸城下が一望出来る。Dcim0194Dcim0195回廊から眺める下界の景色は思いの外恐怖心が無かった。スカイツリーそのものが最新の建築技術の粋を集結した物だと確信しているからで、実際に中に入ると尚更それが感じられた。

恐る恐る真下を覗き込む。Dcim0197_2 同じような覗きガラスが東京タワーにもあるが、高さではその半分ほどの東京タワーの方よっぽど恐い。

とは言え、目的を達成したらそそくさと下界へ降りた。一生に一度の思いで挑んだこの度に大満足。この機会をご配慮頂いたO川さんに感謝。

地上へ戻ればこっちのもの、早速浅草ホッピー通りの「浩司」へ直行。丁度良いタイミングで店前のオープンエアーが空きそこへ陣取る。

砂っ掃いよろしく改めて乾杯。Dcim0201本日のお通しはスパサラ。

天気も回復してきた。いよいよ表飲みが心地良い季節に成ったことを肌で感じる。

この店での定番。牛スジ煮込み・鳥皮ポン酢・砂肝バター炒め・Dcim0202 Dcim0203 Dcim0204スカイツリーから見下ろした浅草寺は心なしか人出がいつもより少ない感じがしたが、この通りだけはいつもの様子で賑わっている。

満足して次に向かったのは、酔眼には不釣合いな武道館。

本日は関東実業団剣道大会が行われている。Dcim0206_2 M酔軍氏の会社の剣道部が出場しているので応援に駆けつけた。

開場に入ると張り詰めた厳粛な雰囲気と熱気に圧倒され、弛緩した心身が即座に引き締まる。やはり武道は良い。

初めて観戦する家人も普通なら気持ち良さ気に舟を漕ぐところだが、珍しく食い入るように見ている。

結果は見事優勝。実にめでたい。

本来ならここで祝杯となるところだが、メトロの大手町でM酔軍氏ご夫妻とお別れして、ついでに家人とも別れ、東京駅へと向かった。

これから生業で静岡へ向かう因果な商売。

寝過ごして乗り越したら洒落にならない。家人に目覚ましコールを頼んだもののそれでも安心出来ないので、致し方無く車中飲み。

Dcim0207それにしても崎陽軒の「シウマイ」は何故にこんなにつまみになるのだろう。冷めても美味しいの看板に偽り無し。

途中、新横浜から乗ってきたあじさんが、何故かコチラを見てにこにこしている。さて面妖な、こちらは見覚えが無い。

そのおじさんは隣の座席にすわり、やおら手にしたビニール袋からコチラと同じ崎陽軒のシウマイを取り出し、勢い良く缶ビールのプルトップを開けた。なんだそう言う事か。

見ず知らずの他人と隣同士で同じものを食べて飲っているのは何となく小っ恥ずかしいく不思議な感じがした。

無事静岡に着きホテルへ向い、青葉横丁か青葉おでん街にでも繰り出そうかと思ったが、先ほどのシウマイ16個が腹に溜り今回は断念。

艱難汝を玉にす。

家人と娘と三人で地元の名店「弥生」へ。

Dcim0159

先ずは瓶ビールで乾杯。Dcim0160 お通しはうるいの胡麻和え。普段甘系は殆ど口にしない。胡麻和えなどもその類なのだが、この店のは程好いしょっぱさがありイケる。

グラス1杯のビールを煽り焼酎に成る。Dcim0170赤いボトルの「海童」を水割りで。

つまみには名物の小刺し盛りと餃子。Dcim0161今日は鮪の赤身・中とろ・シマアジ・平目、つまには海ぶどう。これには堪らず早速日本酒のぬる燗を頼んでしまった。Dcim0165 右手で焼酎、左手で日本酒の何とも無粋で酔狂な自分を笑う。 Dcim0164おそらくこの店では初めて頼んだ餃子、供された大根おろしで食すと皮も好みの柔らかさ。更に具もジューシーで旨い。羽付を好まないコチラには打って付けの品。

その後、焼き鳥とめかぶを追加。Dcim0166 大振りの丁寧に焼かれた鶏肉は柔らかくタレとのバランスも良い。Dcim0167めかぶそのものも新鮮さゆえ力強い歯応えがあり、これに加えた柚子ポン酢がさらに旨味を押し上げてくれる。

家人の所望の岩牡蠣。

Dcim0168 肉厚でしかも張りのある身の甘味を携えた絶妙な旨さに家人も満足顔。

現在ダイエッターの娘はこの店の名物の一つ、ロースカツを頼んだ。ロースはダイエット食だと自分に言い聞かせる様に舌鼓を打っていた。

Dcim0171娘の目を気にしながら一切れいただくと、衣と肉の脂の旨味が凝縮されていてつまみにも良い。右手で焼酎を流し込む。

最後は娘だけが冷やしうどんで〆た。Dcim0173 透明感のある麺にかき揚げが乗っかりそこへ冷汁がぶっかけてある。

娘に言わせるとこれもダイエット食なのだろうか、美味そうに啜って完食。

温和なご主人と気の利く女将さんに挨拶をして店を出た。いや満足。

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