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2011年1月

琳派。

土曜日の午前中、お堀端の通称「帝劇」9Fにある「出光美術館」まで「第1部 煌めく金の世界」を鑑賞しに行く。2011012911120000

尾形光琳や俵屋宗達など、正しく「絢爛豪華な雅」が映し出された屏風や襖の見事な品々。

芸術的評論など到底出来ないが、単に感覚と好みだけで言わせて貰えば、あまりにも圧倒的で煌びやかな作品より「梅に柳図扇面」や水墨画の「墨梅図」に感動を覚えた。

この度の主役ではなかったが、乾山の「色絵能絵皿」や「色絵絵替角皿」もまた見事だった。

2月11日から開催される「2部 転生する美の世界」が今から楽しみ。

興奮醒め遣らぬこの精神状態を鎮めるべく、ちょっとアテがあり日比谷より千駄木へメトロで向かう。

地上に上がり不忍通りから「よみせ通り」を抜けると小さな公園がある。お年寄りが仲良く日向ぼっこ。微笑ましい光景にコチラも心が和む。

その中の一人の老人に目が留まった。うん??どこか見覚えがある・・そうだ、思い出した。その特徴的な顔つきは紛れも無く「彦龍」だ。

その昔「日本一不味いラーメン」で名を馳せた「ラーメン 彦龍」の店主。そう言えばこの辺りに店があったんだ。これってラッキーなのか。

その後、お目当ての蕎麦屋へ向かうと閉まっていた。アンラッキー。

気を取り直し目的も無く「亀有」で下車。北口に出て、暫し「道探検」。立ち食いそば屋の様な居酒屋の様なちょっと不思議な店を発見。もう少し探索してみるかどうか迷ったが、横着して引き戸を開けた。

「やぶからぼう」。カウンターだけの店内。先客が二人ホッピーやら酒やらを飲っている。

先ずはチューハイで喉を潤す。2011012913180001店内の黒板には「おでん」「マグロブツ」「カツ煮」「自家製塩辛」「チーズ」「コンビーフ入り玉子焼き」などつまみも多い。

取り合えず塩辛でもと思ったらお通しで出てきた。2011012913190000

この自家製塩辛が中々旨くて、当然の成り行きで日本酒に。2011012913320000 「月桂冠」の一升瓶からちょっと上げ底の2合徳利へ注がれ熱燗で供された。

先客の相当な御老体がしきりに「角海老」の話を嬉しそうにしている、元気で何より。この辺りにはその他にも「プレイガール」などの遊び場がある。

品書きの中から「掻き揚げ卵とじ」を頼んだ。2011012913370000_2「これぞB級の極み」の、見た目と味だがそれもコチラは承知の上、何ら問題は無い。

お勘定を済ませ、店を出て駅へ向かう。

酔った勢いでのお約束のワンショット。2011012914060000

一駅進み「金町」下車。口開けと共に「ゑびす」。今年は本日が「ゑびす初詣」。2011012915000000 2011012915000001相変わらず様子の良い店構え。

カウンターの定位置に陣取り先ずはチューハイ。2011012915030000焼酎を影の主役「天羽の梅」で割る。お通しは里芋と人参の煮物。

土曜日と言う事もあり、4時には8割がたカウンターが埋った。

品書きの板から「鴨肉スモーク」と「にこごり」。2011012915090000_2 2011012915440000 どちらも満足に旨い。また、日本酒に戻る。2011012915420000燗酒を頼むと一杯目だけは女将さんが注いでくれるのがここの慣わし。

御主人はいつも通り、カウンターの裏から「角」を取り出しコッップに注ぎ、水道水で割ったのをチビリチビリ飲りはじめた。いつもパリッと糊の利いた白衣を着てのこの所作が実に様になっていていつ覗いても格好が良い。

そろそろ満席近くになってきたのでお勘定を済ませ店を出る。いや満足。

帰宅して本日は拙亭にての近所会。いつものI井さん夫妻やI上さん夫妻の他に今宵は久々にTさん夫妻も長女のS坊(女子大生)と一緒に御来店。

このTさん夫妻はお二人とも教員をされており、今ではお互いの子供の成長などに伴い、忙しくなり中々会えなく成って来 たが、以前は親子共々正しく親戚付き合いをさせて頂いてT氏とコチラは「義兄弟」の契りも交わしている。

当然このメンバーでは談論風発と共に酒が乱れ飛ぶ。実に愉快で楽しい。

ここで終れば優秀なのだが、T氏と近所のスナック「ふらっと」へ転戦。愚息とその幼馴染もやって来て、急遽父親チームと息子チームによるデュエットカラオケバトル。

愉快な時はあっと言う間に過ぎ、T氏と一緒に店を出て這う這うの体で帰宅。

サッカーの後半戦にどうにか間に合った。間に合ったが、大破・轟沈。結果は翌日のTVで知る。俄かサッカーファンの代表としては、この度の大会のMVPは長友ではないかと思うが如何なものか。

Scarborough Fair。

「どこか良いとこ無い?」と、同僚のK氏に誘われ上野は「たる松」の支店へ。2011012618270000 この店は以前より何度も訪れているが今宵は久々の訪店になる。

店に入るとカウンターを奨められたが、ここの特等席囲炉裏端を模した回型のテーブルを選んだ。

先ずは赤星をグラス1杯だけ。2011012618290000 お通しには小松菜と油揚げの含め煮。

酒の品揃えから我が郷土の銘酒「初孫」を頂く。2011012618360000 日本酒度+8度の大辛口だが、冷で飲れば尚更の事すぅ〜と胃の腑へ落ちる。

お供には「白子ポン酢」と「川海老の唐揚げ」。2011012618360001 2011012618370000 どちらも良い味で酒の旨味を底上げしてくれる。ただし、川海老の長い二本の「手」だけがいつも邪魔になるのが難点だ。

その後、定石通り「菊正」の「樽酒」を大ぶりの片口から升へ注ぐ2011012618430000 あまり摘まない二人には升酒と共に供された「あら塩」で十分。

升角にちょいと塩を乗せて一口含むと、口の中いっぱいに芳香を放つ。

そう言えば、こんな飲み方を初めて見たのはTVの中の「星一徹」ではなかったか。

「御積り」を飲み干しお勘定を済ませ店を出た。

飲ってる途中に何本かメールが入る。皆さんご親切に「いい旅夢気分で銀山温泉が映っているよ」というもの。

家に帰って家人に聞けば、銀山の風景とBGMで流れていたS&Gがとても良かったと甚く感動していた。

メールを頂いたTさんとも、以前より夫婦で一緒に行こうと言ってはるがお互い何かと忙しくて中々その機会に恵まれない。そろそろ具体的に話を進ようか。

ところで、個人的な意見だが「銀山温泉」は真冬に限る。

小路逍遥

子供の頃から知らない道や路地裏を散策して歩くのが好きで、元来歩くことが苦にならない「性質」と言う事もあるが今でもその癖が抜け切らない。

その都度、趣の在る町並みや建物を見つけると思わず唸ってみたり、感嘆しながら暫し立ち止まり見入ってしまう。

会社へ向かう行き帰りの通勤路も例外ではない。

二駅も手前で降りて「寄り道」をしながら出社する事もしばしばある。さすがに真夏や真冬などは少々気後れする時もないではないが、それでも四季折々の情景や空気を肌で感じられる事や新しい「発見」が出来る事のは何より嬉しい。

今朝も会社の直ぐ側のいつもの見慣れた道を気紛れにちょっと横道にそれたら、何とも様子の良い店構えの酒場を発見。これだから路地裏探索は止められない。結局はこれ。

早速その夜に寄り道。「大豆屋」。2011012117420001 蔵前通りから幾筋にも枝分かれしている路地。ここに小路があるのは以前から知っていたが、余程の必然性か偶然が合致しなめれば中々通らない。

暖簾には堂々と「煮込とうふ」と書かれている。初めての店への心地よい不安と期待を胸に暖簾を潜り引き戸を開けた。

「いらっしゃいませ」。きちんと糊の利いた白い調理衣が印象的な店主が迎えてくれる。

店内は鍵型の整然としたカウンター。2011012117470000 どうやら口開けの一番客の様だ。

素早く店内の品書きを見渡すと、日本酒と焼酎の品揃えに店主の拘りが容易に窺える。

早速その中から「正一合」と書いてある「菊正宗」の「ぬる燗」と屋号の冠にも成っている「煮込とうふ」を。2011012117460001 2011012117460000 出汁の利いた汁でしっかりじっくり煮込まれた豆腐。葱が豆腐の旨味を十分際立たせてくれる。こんな真っ当で気取らない「普通の逸品」に呑み助は弱い。

会社が蔵前通りを渡ったところだと告げると、生粋の上野生まれのこちらの店主と共通の話題で話が弾んだ。

この店カウンターだけかと思ったら、後ろに隠れ部屋的な一室がある。店主に促されるまなに覗いたら品の良い茶箪笥などの調度品と共に壁には「広重」の「尾州不二見原」などのレプリカが数点飾られていた。中々良い趣味。

さて、品書きに戻ると「ぎばさ納豆」を見つけ、納豆好きのコチラは俄然興味が湧いた。「ぎばさ?」何処かで聞いた事がある。

店主に聞けば海藻の「ホンダワラ」を包丁でたたいて粘りが出たものを納豆にかけて食すとの事。おみ漬け納豆の様なものでなくて良かった。早速頼む。2011012117560000 「ぎばさ」の下に葱と納豆が隠れていて、それをよく掻き回してから食す。邪魔にならず磯の香がして実に旨い。これでは当然酒も進む。

途中、店主より栃木の「惣誉」と広島の「亀齢」を一杯づつサービスして頂いた。2011012118020000どちらも辛口で旨いが、亀齢が気に入り「冷」でもらう。2011012118100000辛口と言うだけでは無く、どっしりとした重量感と腰があり旨い。どこか「住吉」を彷彿させる味わいはコチラの好み。

店主の奥様が秋田だそうで、品書きにも「ハタハタ」や「燻りがっこ」が見える。数ある日本酒の品揃えの中にも「高清水」をはじめ「雪の茅舎」が鎮座している。

品書きにあった「ニラ玉」を無条件に頼んだ。2011012118260000予め甘めの自家製タレがかかった状態で供され一箸 中ると中身は半熟。これはこれで良いのだが、「丸好酒場」のそれが強烈過ぎてつい比べてしまう。蛸唐草模様の器が良い。

隣の女性お二人が頼んだ「紅鮭」が塩っ辛そうで旨そう。吉田類巨匠ならここで勝手に箸を伸ばすところだが、コチラはそうも行かず 次回に持ち越す。

お勘定を済ませ気分良く店を出た。

宵の口。

陽が西に傾き始める夕刻になると一層寒さが増すこの季節。

同僚K氏の「こんな寒い日は日本酒に限る、ちょっと寄ってく?」の誘いに、「渡りに舟」とばかりにまんまと乗っかった。

末広町よりふらふらと御徒町を過ぎ上野方面へ向かう。

特にお目当ての店も無く、上野での定宿「たきおか」にしようかと思ったが、側の「一力」。浜松町にある一力の支店らしい。

サッポロの「赤星」があったので珍しくビールで口開けの乾杯。2011012017330000日頃より ビールが苦手ではあるが、この「赤星」があると必ず頼む。勿論テイストなど分からぬ故、ラベルの面構えに惹かれるだけ。所謂ジヤケ買いと同じ。このエリアは同じような競合店が激しく犇めき合うからなのか、もつ煮はサービスだそうだ。

ビールは1本で完了してに今日のお題目、日本酒の燗にする。2011012017390000一応二合とは謳ってはいるが、かなりの底上げ、銘柄通りかも定かでない。

目の前のK氏、かなりの酒豪で酒量の凄さも然る事ながら、殆どつまみを口にしない。家で飲る時は朝から晩までつまみ類はいらないそうだ。したがって今宵もコチラが適当に頼む。2011012017460000 2011012017540000 2011012017590000 まぐろ刺し・鯖塩焼き・ホッキ貝刺し。味は押並べて極普通。意外だったのは、如何にも不自然な色彩を放つ「まぐろ刺し」が予想に反して中々だった。もっともコチラの味覚なんぞいい加減でアテにならない。

5、6本ほど倒しただろうか、漸く身体も温まってきた。店内も騒がしく成り始めたのでお勘定を済ませ次へ向かう。

「たきおか」を跨いで「上野藪蕎麦」。2011012019350000

二階に上がり、ここでの定番「みぞれ」と「せいろ」を頼んだ。2011012019050000 2011012019080000先ほどの店で生暖かく淀んだ身体を一掃するかの如く「あら塩」と「蕎麦味噌」で飲る「みぞれ」が何とも旨い。そこへ「せいろ」。

「並木」とまではいかないが、藪系列の真髄でもある「からい汁が」がこれまた良い。蕎麦そのものはここのが好みだ。

この店、「蕎麦湯」が「せいろ」と同時に供される。

気の利いた蕎麦屋なら蕎麦湯が冷めるのを防ぐために蕎麦の食べ具合を見計らって蕎麦湯を運ぶ。個人的な意見だがこれが出来ていない店はダメだと思っている。

しかしこの店は両方が同時に運ばれてきても大丈夫。2011012019230000 普通の店の蕎麦湯は木製か瀬戸物の「湯桶」で供されるが、この「上野藪」では見事な銅製の湯器に入れられる。酒と蕎麦を十分に楽しんでも中々冷めにくい。これが冷めるほど蕎麦屋に長居をするのは野暮天と言うものだろう。

隣でここら辺りのご隠居さんと思しき方々が「いたわさ」と「玉子厚焼き」で温燗を飲っている光景が何とも微笑ましい。

まだ早い時間だが酔い気持ちになりここでお開き。

家に帰ると好物の「からかいの煮物」があったのでそれを肴に家人と一杯。

初雪。

「雪の朝 二の字二の字の 下駄の跡」 田捨女。

日曜日の明け方、何気なく窓を見たら舞い落ちる雪影が見えた。

「しめた」と思い、勢い飛び起き窓を開けると屋根や道に薄っすらとではあるが積雪が確認された。

コチラは雪国育ちで雪には散々虐められその苦労も十分経験してはいるが、この歳になっても今なお初雪時に胸が躍るのは望郷の念が成せる業のなか。

昼過ぎに家人と共にこの正月にお世話になった注連飾りなどを近所の氏神様へ納めに出掛ける。道の日陰にはまだ雪の跡が残っている。

神社の社務所では地元の役番さんや重鎮の方々の慰労会か、結構なお歳の先輩方が4名ほど大分御酒を召されたご様子で千鳥足で出て来られた。その手には「折詰め」が下げられいて何とも正しい酔っ払い方に見ているコチラも思わず心が和む。

鳥居の端を一礼して潜り相変わらず図々しいお願いを込めてお参りを済ました。

昼時でもありそのまま商店街の「味楽」へ。2011011613460000完全地元密着型の昔ながらの洋食と中華・甘味のレストラン?。その外観からも歴史が感じられる。

この地に住んで25年を超えた。その当時からこの店の存在は知っていたが中々「きっかけ」が無くて入りそびれていた。

店内に入ると意外に奥行きがありこの手の店にありがちな「ゆる~い」独特な雰囲気が漂う。

取り合えず瓶ビールで家人に付き合う。2011011613530000家人によるとお通しは胡瓜と大根の「糠漬け」だそうだ。家人側に押しやる。

メニューにはつまみや一品料理などはあまり無く定食が多い。

そんな中から「ラーメン」と「餃子」に「イタリアンスパゲティー」を頼む。2011011613540000 2011011614070000 2011011613570000 それぞれ見た目も味も見事に予想通り。

銀皿に盛られてきたイタリアンスパゲティー(ナポリタン)は旨かった。

家人は既に瓶ビールをほぼ一人で飲み干していたので、その追加とコチラも怖いも見たさに日本酒の燗も一緒に頼む。2011011614090000 白鶴の瓶徳利とお猪口にも同じ白鶴の文字が見える。

店内の決して明るくない照明やゆる~く淀んだ空気に身を委ねるのも悪くない。

このままグズグズに成れたら良いのだが、今晩「まじめな飲み会」が入っているのでそうも行かない。

ちょっと後ろ髪を引かれる思いでお勘定をする。

ここのママがコチラが入り口の側のテーブルに座った事を「落ち着かないところでごめんなさいね」と気を遣ってくれた。ついでに「今度飲む時は定食をつまみにしても大丈夫?」と一応確認したら「あたま」だけでもOKとの事。分かってらっやる。

ここを目的に通う事は無いだろうが、近所にこんな店があるのは呑み助には何となく安心できて実によろしい。

magic-hand。

ここのところ首都圏は雨が全く降らず好天に恵まれている。

それは良いのだが何せ寒い。東北出身のコチラは大概の寒さには慣れているつもりだが、吹き降ろす風の冷たさが違う様な気がする。

柚子湯で冬至も越し少しずつ陽も伸びては来ているが、それでも朝晩の寒さは堪える。

そんな日は早めに帰宅して豆腐と昆布だけを入れた小鍋仕立ての湯豆腐をふぁふふぁふしながら燗酒でも呷るに限る。

野暮用を済ませたところに帰る道すがら「ゑびす」が浮かび、前言を打ち消すが如く寄り道を目論んだが生憎と満席。世の中儘ならない。

失意の中に地元に戻ったがどうしても湯豆腐が脳裏から離れず、結局「駒」へ寄る。2011011317040000 一番客は一番風呂同様いつもながら気持ちが良い。

カギ型の白木のカウンターの端っこに陣取り、高清水のぬる燗正二合を頼む。2011011317070000

念願の湯豆腐も一緒に。2011011317160000 絹ごし豆腐・葱・白菜・若布・三つ葉を茗荷などの薬味入りの自家製ポン酢に潜らせて食す。「花生」のそれとまでは行かないが正に至福の時である。

酒を追加したついでに「細魚刺し」も頼んだ。2011011317330001 春の旬にはまだ少々早いが身も味も十分。

マスターとひょんな事から健康診断の話になり当然話題はγーGTP。わざわざ店の奥から出してきてくれた血液検査の数値表を見せて貰った。

基準値はオーバーしているものの、コチラの十分の一程度。

日頃より「居酒屋使い」をさせて貰っているお礼に「この数値なら大丈夫、まだまだ飲めるよ」とマスターを勇気付けて店を出た。

家に帰って先日「花生食堂」でKちゃんがつまみに食べていた「鰈の煮付け」が旨そうだった事を思い出した。家人に告げると「珍しく」気が利き用意しているとの事。早速作ってもらいカマスの塩焼きと共に焼酎の温緑茶割りを飲る。満足。

それにしても先日の「花生」でのママの料理を作る時の所作が実に見事だったと家人と話題に成った。家人はそれを「魔法の手」と称していたが、もちろん異論は無い。

我々が知る範囲内に限れば「丸好酒場」のおかあさんと共に双璧であろう。

本日も晴天なり。

朝一のマッサージを終え家人と待ち合わせ。

成人の日の本日、街には晴れ着姿のお嬢さん達も見える。日頃よりお世話になっているM酔軍家のH嬢やO川家のN嬢などもこの度成人の日を迎える。実にお目出度い。少々風はあるが晴天に恵まれたのは何より。

先ずは家人と待ち合わせの「花生食堂」詣で。2011011012120000 引き戸を開けるといつも笑顔のママは居らず、代わりに常連のKちゃんが「ママは今買い物行きましたよ」との事。

お互い顔は知っていても、こうやってサシで話すのは初めて。改めて名刺とメアドの交換を行った。職場が新橋との事で、有楽町から新橋に架けての飲み屋の話題で盛り上がる。

このKちゃん、いつも開店と同じく来店し暫く飲って一旦自宅で休憩したのちにまた来店するという超常連の猛者。

暫くしてママが帰って来たので新年のご挨拶と、Kちゃんを真似てキンミヤのホットウーロン割。2011011010250000お通しはシラスおろし。

家人も到着して瓶ビールで改めて乾杯。家人とここのママが揃うとどうしても故郷の話に花が咲く。Kちゃんもそんな話を笑って聞いてくれた。

ここでこの店の逸品「湯豆腐」。2011011011030000 いつもながら見事な味付けに満足。

次第に常連さんも集まりだてきたところで皆さんに挨拶して店を出た。この店での先輩方との他愛の無い会話のやり取りは心が安らぐ。

続いて道を挟んだ向こう岸の「生そば 二葉」。

お店の方々に新年のご挨拶と同時にチューハイを頼む。いつも元気な名物店員さんは今日も元気溌剌。2011011012160000 ここでも勿論キンミヤ。

つまみに先ずは「ルーだけ」。2011011012230000 呑み助の間では「カレーライスのルーだけ」は歴とした定番のつまみだが、ここの「ルーだけ」は「丸好酒場」の名物「じゃがカレー」とはまた一味違う普通のカレーライスのルーその物だがこれもアリだ。

ここで「菊正宗」に成った。2011011012370000

その後、家人の所望により「目玉焼き」と「焼きそば」。勿論つまみで。2011011012260001 2011011012410000 普通の「そば屋」には有り得ない品揃え。これがこの店の魅力の一つ。

楽しそうに飲りながら仕事をキチンとこなすお店の方にご挨拶して店を出た。

勢いがついて地元に帰り「扇寿司」へ。2011011014200000 珍しく今年の御挨拶が遅れ、今日が今年初めての訪店。

マスターとママに御挨拶を済ませたところ、家人にとっては何よりのお年賀を頂いた。2011011014230000 折角なのでコチラも一杯だけお裾分けして貰う。2011011014270000ビールで喉を潤したあとは「抹茶割り」にした。

刺し盛りをちょこっと。2011011014320000 中とろとヒラメが旨い。

お品書きの中から生牡蠣。2011011015190000 程ほどの大きさで味は濃厚。やはり旨い。

堪らず「八海山」を冷酒で頼んだ。2011011015230000 マスターやママとの会話もこの店の愉しみ。

家で留守番の子供用に握りの「おみや」を頼んで お勘定。

注連の内。

残念ながら正月気分も薄れてきたこの日曜日、家人と上野まで。

特に何か用事があるのではなく、ただ何となく。

上野となれば必然的にこちら。2010091209570000 上野の「関所」と言ったところ。

家人と二人では久方ぶりの訪店になる。取り合えずチューハイとビールで乾杯。2011010912050000定番の煮込みと里芋の煮物も一緒に。店内は中々の御繁盛。

いつもながらの店員さんのきびきびした接客に、久しぶりの家人は一頻りその所作に見入っている。

つまみは相変わらずの赤ウインナー。ここの赤ウインナーは「焼き」ではなく「揚げ」。どちらにしても大した問題ではないが、コチラの好みはあくまで「焼き」。

2011010912090000 2011010912140000 2011010912170000 2011010912250000 2011010912420000 この店のお奨めは冬季限定の「生海苔」、それに「サーモンマリネ」。

ここら辺より次第にメートルも上がり来て濁り酒・日本酒と続き、カシラも頼む。

昼過ぎにはカウンター・テーブル・樽テーブルとも満席。暫くして心地良い喧騒を背に受けて店を出た。

さて、「浅草へ」でもと思ったが、ちょっと思い立って御徒町の雄「吉池」へ。

一階の鮮魚コーナーへ家人を誘ったら案の定と言うか予想通り食い付いてきた。ここの鮮魚売り場はその種類の多さや質の高さ、そして何と言ってもその安さなど、いつ来ても面白い。

酔いも手伝い、片っ端から「つまみ」の類を買い物カゴへ入れる家人を制止しながらコチラも愉しむ。

二階の酒コーナーなど吉池店内を存分に楽しみ、結局浅草へは寄らずに家路についた。

夜からI井夫妻・I上ママ、I上家の次女K子ちゃんと何度目かの新年会。後からI井家の次女KAも遊びに来て賑やかな宴会になる。気分はまだまだお正月。

新春を寿ぎ。

どちら様も新年明けましておめでとうございます。2011010608120001

新年早々から良い天気に恵まれ、清らかで清々しい正月を迎える。

先ずは我が家の正月の慣例通り朝風呂に入り身を清めたあと仏壇にお参りする。

そして簡単な御節と共にお屠蘇でまずは夫婦二人で乾杯。2011010110300000

その後O川御夫妻とI上ご夫妻が来訪され夜まで楽しい酒宴が続いた。O川家より頂いた広島の日本酒とベトナムの焼酎。I上家のローストビーフに鯨ベーコンがとても旨い。

2日はM酔軍氏御夫妻が来訪。いつも数々のありがたいお土産を頂戴するが今年は殊更アルコール度数58度の「白酒」を頂いた。試飲はいずれまた改めて。

こーすけ氏からの「真澄」も届けて頂き恐縮至極。

毎度の家人の田舎料理にも喜んで頂けた様で何より。

我が家の赤飯好きは恐らく人後に落ちない。この日もM酔軍氏のお内儀E子さんお手製の御赤飯に早速我が娘が旨そうに頬張った。

さすが酒豪のM酔軍氏、浦霞の1升が軽く空きバーボンなどのインターバルを置きながら更に日本酒と進んだが、さして酔った御様子も無くご帰還された。

3日、地元の氏神様・お寺・神社に家内安全と無病息災・大願成就などのお参りを済ませた。

ちょいと寄り道をして駒寿司の暖簾を潜る。2011010316440000 新年の挨拶も早々にマスターは出前に追われ忙しそうだ。「正月ぐらいはね」なんて言ってたが満更でもなさそう。

そうなるとコチラの相手も疎かになるのは仕方が無い。本当はぬる燗で飲りたかったが、手間を取らせない様に「冷酒」と「白子ポン酢」。2011010316500000 2011010317060000ぷりぷりで粘度があり濃厚な味はまた格別。

鉄火場よろしく、マスターの手仕事のタイミングを見計らって頼んだのはもちろん鉄火巻き。2011010317120000店内のテレビでは来宮良子の語りにのせて「演歌の花道」をやっている。この番組の港町の背景や路地裏、酒場などはセットと知りつつもいつ見ても良い。コチラが歳を重ねる度に良くなる。

カウンターにも次第に客が入りはじめた。

こんな状況では長居も野暮だし、何より「演歌の花道」はもっと静かなところで一人悦に入りながら観たい。

申し訳無さそうにしているマスターに挨拶して店を出て家路についた。

今年もどんな酒場に出会えるか楽しみでもあるが、惜しむらくは息絶える酒場をも見送らなければならない事だろう。

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