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2010年10月

会者定離。

この度の越中滞在も本日をもって終了。

4泊5日の行程のうち、夜の巡礼では様々な忘れられない出会いがあった。

ちょっとした感慨に浸りながらそれらの思い出を胸に仕舞い、駅に向かう。

30分ほど時間がある。迷わず駅近くの食堂へ入った。2010102914110000

日本酒と「えいひれ」にて時間をやり過ごす。

後ろで酒を飲っていたおじさんのお猪口を持つ手の仕草が様になっていて、実にカッコ良い。重ねた年輪の仕業だろう。

お勘定を済ませ店を出る。

「特急はつしか」に乗り込んで暫くすると、線路と平行して車窓より日本海が望める。2010102915380000

ここまで来ればこっちのもの。やおら手提げ袋より旅の相棒を取り出す。2010102914540000 2010102914560000

この度の越中酒場巡礼でお世話になった「立山」と「銀盤」。お店の方に奨められたこれもご当地の「若鶴」。

つまみは乾き物などで我慢する。2010102914570000 乾き物と言えどそこは越中、「さきいかの黒作り」「ほたる「いかの素干し」「蒲鉾の昆布巻き」。後は景色がつまみ。

旅情を愉しむのは越後湯沢まで。そこから先は日が沈んでつまらない。

パカッとアルミの蓋を開けると同時に「はつしか」はゆっくりと線路を滑り始めた。

越中巡礼最終章。

朝から晩まで会議・試飲・試食が続き、辟易しながらホテルへ着く。

このままベットへ傾れ込んでも良いとも思ったが何せ今宵が最後の夜、体力を振り絞り巡礼へ。

大通りを渡ろうとしたら路面電車が横切った。2010102720190000 アテも無く酒場を探して彷徨う。

昔、子供の頃「道探検」と称して、知らない道、通ったことの無い道を仲間と歩いた記憶が蘇る。

そんな中見つけた居酒屋「かど番」。2010102818450000

店前には品書きも価格も表されていない。厭味の無い整った佇まいは、しがない余所者はちょっと気後れしたがそこは〆の宵、思い切って格子戸を開ける。

店内に入ると直ぐに仕切られたテーブル席があり、既に先客で埋まっている。そこへ暫くすると奥から上品で綺麗なこの店の女将さんらしき方が、店奥の綺麗なカウンターに案内してくれた。

女将さんの「お飲み物は?」に、「立山」の「ぬる燗」を頼むとお通しは予想に反して「ポテサラ」が出てきた。2010102818520000

いつもの下町酒場巡礼と同じお通しにほっとする。

店内を見渡すと御当地の肴や酒に紛れて「ぶっかけそば・山形」 とあった。これで高感度は俄然アップする。

つまみは湯豆腐。2010102819080000

この地に滞在してかなりの頻度で湯豆腐を食べているが、殆どが直接鍋に味付けされている。この店もその通り。薄味ながらダシがしっかり利いていて「立山」の「ぬる」には抜群の相性。

品書きを眺めると「上さす」とあった。女将さんに聞くと「生かじき」との事。メカジキ刺しが大好物なので恐らくその筋だろうと思わず顔が綻ぶ。2010102819180000

一見サーモンに似た色合いだが、一口食べると口腔内に広がるその旨味と脂が予想以上に旨くついつい酒も進む。

これだけの店ゆえ、当然ながら時間と共に混雑してくる。こんな時はさっと切り上げるのも余所者の流儀、お勘定を済ませると女将さんが玄関まで見送りに着てくれた。この辺りも人気の源であろう。

明日も午前中予定がびっしりなので早目に切り上げようかと思ったが、「助六」のおかあさんに挨拶と思い、「シネマ食堂街」へと向かった。

いざ助六に入ろうとした時、隣の店の看板が気に成り寄り道。居酒屋「福久ちゃん」。2010102819520000

何故か惹かれるものがあり、引き戸を開けた。

カウンターに腰掛、品書きに「鰭酒」を見つけそれを頼むと、この御主人から「鰭は何が良いですか?」と聞かれた。

鰭酒と言えば「河豚」とばかり思っていたが、数ある中より今日は「グジ」を選んだ。2010102820030000香ばしさの中に甘味があり旨い。もっと寒くなるともっと旨くなるだろう。

お通しには「ばい貝」。しかも肝付き。2010102819550000

これだけで十分満足。酔った勢いで「白エビ唐揚げ 」も頼む。2010102820090000ご当地の名産の一つでもあるが、揚げたてはやはり最高。

鰭を「鯛」に変えて更に酔う。いや旨かった。

そのままの酔いで隣の「助六」へ。2010102820290000 2010102820300000

暖簾を潜り、引き戸を開けるとおかあさんが一人TVを観ていた。

「銀盤」と「月見とろろ」を頼む。2010102820380000 2010102820390000 客が居なかった事もあり、おかあさんと「ケンミンショー」を観ながら話し込む。

最後には酔いも手伝い、おかあさんに「身体に気を付けて頑張ってね」などと柄にも無い事を告げ店を出た。

この度の越中巡礼は出来すぎの感もあるが大満足。

明日はJRにて帰還する。日本海を眺めながら車内で何をつまみに飲ろうか今から楽しみ。

越中巡礼其の参。

今日は朝から頭から靴までの滅菌服に着替えゴーグルを掛け完全防備でエアーシャワーを浴び、まるでゴーストバスターの様な仰々しい姿でクリーンルームへ入り視察。

1時間で3度も着替え、手洗い除菌をする。これを3工場で繰り返す。生業とは言え、それだけでも十分疲れる。

こんな苦労を強いられても、残念ながら「心の中」だけは無菌には成らない様だ。

こうして一日が終わると、酒場へ繰り出す気力さえ失せる・・と言うのはウソ。

今日も今日とてルーティンワーク。

そして訪れたおでん「茶文」。2010102719080000 2010102722090000

引き戸を開けると、中々の繁盛振り。カウンターだけのこの店の雰囲気も、どこかゆったりしている。

ここでもやはり御当地の銘酒「立山」の燗を頼む。2010102719100000 2010102719190000 お通しの「ホウレン草のお浸し」と、この店の冠「おでん」も頼んで熱燗と共に五臓六腑に流し込む。今日は寒く遠く立山連峰には雪が見えた。熱燗の「立山」が旨い。

辺りを見渡し品書きから目に付いたこの地ならではの「イカの黒作り」。ラーメンと言い、この黒作りと言い、どうやらこの地は「ブラック」が好きな様だ。2010102719350000

所謂、イカ墨を使った塩辛。酒肴には文句無はあるまい。

今週は疲れも溜まっているし、早目に帰還しようと思ったが導かれる様に大通りを渡ったら、怪しいエリアが目に付いた。「富劇ビル劇場」。2010102720210000 2010102720210001

どこか哀愁を漂わせる飲み屋街。その中にあった「酒房 ようこ」。2010102720220000

この店名、恐れながらこれは寄らねば成るまい。

2010102720240001

勢いで入ったが、酒房と言うより「場末のスナック」と言った感じ。まぁこれも一興と、照れ隠しに芋焼酎のお湯割を即座に頼んだ。

入ってから気が付いたが、この店カラオケがある。

気が付けばコチラも酔いに任せて常連さんとここのママと三人で昭和歌謡のオンパレード。溜まりに溜まったフラストレーションを払拭するが如く歌いまくった。

ここのママに聞いたらこのエリアも「シネマ食堂街」同様に映画館が栄えていた頃の盛り場だそうだ。

それを聞くと当時の映画館は単なる娯楽に留まらず、周辺の酒場を含めその土地の文化の象徴であった。今では往時の栄華は無いがよくぞ残っていてくれたと喜びも束の間、昨日まで通った「シネマ食堂街」は残念ながら三年後ぐらいには開発の名目で取り壊されるそうだ。

常連さんの引き留めを振り切りママに挨拶をして店を後にした。

越中巡礼其の弐。

 今宵もまた仄かな灯りを求めて彷徨う。

辿り着いたのは居酒屋「のんべえ」。2010102618520001 2010102618520000_3 あまりにベタな店名に、一瞬どうしようか迷ったがその見事な佇まいに背中を押される様に暖簾を潜る。

引き戸を開けて瞬時に店内を見渡すと、使い込まれて黒光りしたカウンター目に入った。

先客がお二人。

「いらっしゃい」とこちらのママさん。

取り合えず日本酒を頼むと徳利に注がれた一升瓶にはご当地「立山」のラベル。2010102618590001 ママが声を掛けてくれて、そこに常連さんも加わりその場が和んだ。2010102618590000お通しには好物の「里芋の煮物 」と「あおり烏賊の昆布〆」。一口食べて即合格。烏賊の昆布〆は初めて食すが、いや旨い。

「お通し」が旨ければ後は押して知るべし。2010102619060000 2010102620000000 「玉子焼き」も「湯豆腐」も然様に旨いのはこれも定石通りである。

ママが「これ食べてみて」とサービスしてくれた加賀野菜。「金時草」と書いて「きんじそう」と読む。これは初物。2010102619110000

酢味噌和えで頂いたが、これがまた日本酒に合い旨い。

鹿児島出身の気の良いママは色々適度に気を遣ってくれ、もはや気分は完全にホーム。

調子に乗ってかなり徳利を空けた。明日も早いので何とか自制心を振り絞り、居心地の良くなった店を後ろ髪を引かれる思いで後にした。

その後は気分良くのらりくらりとホテルまで。

また一つ楽しい出会いが出来た。

越中巡礼。

昨日はI井夫妻・かっちゃん・家人・娘と共に近所の「万丈軒」で一献。気の置けない様々な話で盛り上がる。

今度ご一緒しましょう。ねっ、谷さん!

一夜明けた本日より金曜日まで生業の関係で越中へ滞在。

無事初日を済ませホテルへ戻り、一息吐く。

さて、出掛けるか。

あても無く駅周辺を感を頼りに彷徨っていると、うん?・・見っけ。2010102519230000 2010102519170000これぞ昭和な雰囲気に今度は一瞬息を呑む。

後は匂いを頼りに行き当たりで1軒の店の間へ辿り着いた。大衆酒場「助六」。2010102519180000_2 2010102519410000

当然、ご当地の銘酒「銀盤」をコップで頂く。2010102519540000

つまみは「もやし炒め」とカウンターの大皿に盛られた「鰊と昆布の煮付け」に、品書きに在った「すりみ煮」を頼んでみた。2010102519310000 2010102519270000 2010102519500000 どれもこれも旨い。しかもどれも250円~300円。

すりみ煮の程よく辛味のある青物が気に成ったので聞いてみたら「わさび菜」だそうだ。

この店のシャイなおかあさんに図々しく尋ねると、昭和34年の創業で、「シネマ食堂街」はこのエリアにあった映画館がその由来だそうだ。

続いて「湯豆腐」。2010102519580000土鍋の中の具財にうずらの卵を落として既に味付けがしてある。見た目通り文句があろう筈も無く旨い。

コチラが黙ればおかあさんも話さない。無言の間を愉しむ、見事な酒場に出会った。

次はBar「コクテ-ル」。2010102520180000普通なら有り得ない展開だが、先の「助六」と共にこの「シネマ食堂街」では両古参だそうだ。

入り難い事この上ない重厚な扉を押し開けると、その先には屈託の無い笑顔の老齢のマスターが「いらっしゃい」と迎えてくれた。失礼ながら御歳を聞くと「忘れました」と初めははぐらかしていたが、何と80オーバーだそうだ。2010102520200000まだ誰も居ないカウンターに腰掛け店内を見渡し入り口にあった「ハイボール」を頼むと、マスターが「好き好きだけど水割りが旨いよ」とポツリと一言。

ちょっと面食らいながらもコチラの生半可な心情を見透かされた様な気がした2010102520240000

2010102520250000

ここは大先輩の教えに従い、リザーブの水割りをお願いする。「こんなのも合うよ」と出してくれた「こりもち」。所謂「おかき」。確かに水割りに良く合う。

店名の由来は昔マスターが聞いた「カクテル」のネイティブ発音だそうだ。その後も絶妙のペースで問わず語りにコチラに合わせて実に興味深い色んな話しをしてくれた。

偶然の出会い、これだから酒場巡りは止められない。

気・血・水。

金曜日、ご近所のI上さんと仕事帰りに一献。

上野で待ち合わせたは良いが、さて何処へ行こうか。場所は任せて頂けるという事で待ち合わせの間、暫し思案する。

ちょつと歩いて湯島の「岩手屋」か、それとも御徒町の「佐原屋」が良いか色々思い巡らせた結果、北千住へ向かう事に成った。

最初に向かったのは名店「大はし」。予想はしていたが「店内待ち」で並んでいて断念。

次は立ち飲み串揚げ「大七」。ここも満立ちで、その先の「千住の氷見」。引き戸を開けたらここも混雑、金曜の夜ではしょうがないか。2階へ上がるように促された。

先ずは瓶ビールで乾杯して直ぐに日本酒に成る。つまみは、煮込み・牡蠣酢・しめ鯖・などと一緒に厨房で揚げたてのにんにく味のさつま揚げなど。

正しく大衆酒場を満喫して店を出る。

千代田線で金町。「ゑびす」へご同行願った。

この店の営業時間は15時~21時まで。20時頃の入店の為、壁に掛けられているその日の品書きの板が何枚か外されていた。

目的の「くさや」もやはり終わってしまったのは残念。

日本酒を頼む。お通しは玉子焼き。つまみに馬刺し・青唐辛子味噌・肉豆腐。コの字型のカウンターだけの小体なこの店、お向かいの先客さんと例の平塚競輪の話題になる。

コチラは明日早くに急な野暮用があるので早目に切り上げる。

慣れない事が続いた一週間で、帰宅後珍しく反省会もせず夢の中へ。

この土曜日、本来ならこの日はM酔軍氏の会社の「大運動会」が横浜スタジアムで行われており、お誘いを頂いていた。

運動会と言っても、そこはM酔軍氏のフィールド。スタンドでの「大宴会」を楽しみにしていただけに野暮用での不参加は残念至極。

その野暮用が思いの外早目に済み、ここのところ少々疲労困憊気味なのでO川さんから紹介して貰ったマッサージへ向かう。

「胃と肝臓が疲れていますね」と一言。γ-GTPの数値を聞かれたので素直に答えたら「そりゃやばい」と驚かれ、そちらのツボを入念に押して貰う。

心身ともにリフレッシュしてその後向かったのは「生そば 二葉」。

2010102312110000 2010102312110001 取り合えずチューハイ。品書きから「厚揚げ」を頼んだら、お姐さんに「焼いたの?煮たの?」と聞かれ、迷わず「煮たやつ」と聞かれた。この厚揚げ煮の味付け丁度良く旨い。

チューハを2杯ほどやっつけて、菊正を常温で。2010100814040000 2010101713050000 そば屋で日本酒に成れば、自ずとアテには「玉子焼き」は相場。

しかしこの店の玉子焼き、そんじょそこらの甘くて軟弱な代物とは分けが違う。まず中華皿に盛られたキャベツの上に「普通の玉子焼き」が載って来る。しかもそれを和芥子で食す。これが実につまみで旨い。こんなところもこの店の魅力だろう。

最後は「もり」を手繰ってつまみに。2010102312400000

この店、お気に入りで既に何度も訪れているが、「そば屋」なのに「そば」を頼んだのは初めて。

そばを食べる前に汁だけ舐める。辛くて中々良い。

安心して盛られているそばの上から七味を降り掛け、3本ほど摘んで汁に浸してつまみにする。「並木」とまでは行かないが、菊正との相性も良い。

先ほどのマッサージのお陰で血行が良くなった所為か、普段より酔いが来るのが早い様な気がする。

帰り際、店員さんに向かい(花生)には寄らないの?と聞かれたが、真っ直ぐ帰宅。

月~金まで「越中詣」。体力を温存しなくては。

朧月夜。

今夜は戦友O川さんと一献。

亀戸は「もつうら」。2010102017390000

亀戸駅から程近く、中々の雰囲気。寒くなるまでは表に特設テーブルでのオープンエアーも楽しめる。

この店はほとんどO川さんのホームなのでチューハイで乾杯した後のオーダーは全部O川さんにお任せ。2010102017390001 2010102017390002 2010102017400000 2010102017410000 2010102017570000上から順にお通しの「ポテサラ」これでこの店の技量が分かろうと言うもの。そして「塩もつ煮込み」、「タン刺し」共に文句無し。焼き物はレバー、これが外はかりっと中はレアの逸品、旨い。ここでキンミヤの梅割りを頂く。旨い。2010102018070000 キンミヤの18ℓ入り簡易サーバーを発見。

「もつうら」恐るべし。

続いて西船へ移動して「一九」の裏店。辺りはLHが立ち並ぶ正に裏道。2010102019190000 2010102019240001 2010102019280000 2010102019290000 2010102020110001 日本酒のぬる燗でおでん・鯖味噌・鮪刺しなど。中々良い感じ。圧巻は最後の「飛び出し鉄火巻き」。これが旨かった。

O川さんと二人、西船で良い店を見つけた事で大満足 して店を出た。

遠回り。

久方ぶりの更新になる。

基本的には休肝日と言う物を設けていない。 更新をしない間も家呑みはいつも通りだったが、単に生業が忙しく酒場巡りが出来なかっただけの事。しかしこれが思いの外辛かった。

昨日の日曜日、雪駄履きのM酔軍氏とコチラは家人同伴で「生そば 二葉」。2010101716550000

2010101713010001先ずは男衆はでキンミヤで家人は瓶ビールで乾杯。続いて「そば屋」なのに旨い「マグロぶつ」。後はいつもの「玉子焼き」・「カレーのルーだけ」・「カツ煮」。2010101713010000 2010101713050000 2010101713090000 2010101713320000 2010101714240000最後はこれぞ正調「そば屋のラーメン」。これが実につまみ。

満足・満足。2010101716550001 道の反対側へ渡り、「花生食堂」。

ママやいつもの常連の諸先輩などへご挨拶。M酔軍氏は 昨日も訪れたらしい。

ここでも飽きもせずキンミヤを頼む。2010101714580000お通しはこの店の定番「なめこおろし」。2010101715010000 2010101715080000さすがこの節の伝家の宝刀「湯豆腐」に感激する。

この後、更に2軒ほど3人で彷徨ったが、久々の巡礼という事もありかなり良い調子で飲ったので後半はあまり記憶に無い。

こちらの体たらくとは違い、相変わらずしゃきっとしているM酔軍氏と途中で別れたまでは良かったが乗り換えの駅を5つも過ぎてハッとして慌てて下車した。

大破・轟沈×2名


金木犀。

この季節、朝夕の心地よい風に乗って芳しい香りが舞う。

春先の「沈丁花」然り、秋の季語にもなっている。

お互い一つの大きな区切りを無事終えた本日、K氏とささやかな打ち上げ。

「生そば 二葉」。先ずはお互いを労いながらキンミヤで乾杯。2010100813290000 これまでの様々な思い出と感慨を込め、共に飲み干す。

品書きの中から「鮪ブツ」。2010100813310000 店名の看板にも「生そば」とある様に、この店は基本「そば屋」である。しかしこの「鮪のブツ」は絶品だ。いつも有る分けではないが、仕入れが有れば必ず頼む。

ここら辺りから「菊正宗」を「ぬる」で。2010100814040000つまみもそれに攣られて「イカと里芋の煮物」。2010100813470001イカも里芋も上手に煮染もっていて旨い。日本酒には最高のアテになる。

続いては、これからの季節の定番「湯豆腐」。2010100814410000_2 画像がブレたが具沢山の立派な湯豆腐。味も悪くないが、残念ながら湯豆腐はお向かいの「花生食堂」に軍配があがる。

このままここでまったりと深く酔うのも良いのだが時間になったのでお勘定を済ませ店を出た。

午後3時、「一平」の平日の開店時間。2010100816050000 2010100815070000珍しく先客が居ない。どうやら一等賞の様だ。

チューハイで改めて乾杯した後、名物「もつ煮込み豆腐入り」と好物「ふぐ皮ポン酢」。2010100815070001 2010100815130000 開店して10分程度で「乃の字」型のカウンターは瞬く間に満席。いつもながら人気がある。大分酔いが回ってきた頭と舌に「ふぐ皮ポン酢」の歯応えと酸味は実に爽やかで良い。

K氏とはここで別れ 家路へ着く。

ご近所のI井夫妻と壮行会。

最近近所に開店した「談 DAN」。遅れて着いたらI井夫妻・家人と娘が既に始めていた。2010100818060000 ハイボールを頼む。近々所要で秋田へ行くI井夫妻の無事を祈り乾杯。

秋田行きの途中、我が故郷へも足を伸ばしてくれると言うので色々情報提供などをしながら様々な品を頼む。2010100818450000 2010100818480000 2010100818550000 2010100818550001 2010100818580000 〆鯖やキムチ餃子や柔らか豆腐などと、シシャモ・薩摩揚げ・醤油焼きそば・ピッツア・パスタやその他にも色々頼む。どれもこれもまあまあなのだが、やはり今一つインパクトに欠ける。店の「ウリ」が見えてこない。

先月の末にオープンしたばかり、今後に期待したい。

このままではどうにも収まらないので、大人だけ4人で歩いて直ぐの「万丈軒」へ。2010100819340000下戸のSちゃんはウーロン茶、他はチューハイ・ハイボール・生ビールで乾杯。

ラーメンで有名なこの店だがここへ来るといつも「居酒屋使い」になる。それほど一品料理のつまみが充実している。

2010100819450000 2010100820030000 2010100820080000水餃子に砂肝ネギ炒め。最後に味噌ラーメンを皆で取分ける。この店は一品一品がボリューミーなのでこの位が丁度良い。

暫く様々な話をして本日はお開き。

Purple・Haze。

ここのところ家人は拠無い事情で西葛西まで行く事が多い。多いときには週に3度ほど呼び出されるが、それも明日から暫く無くなる様だ。

コチラは遣り場の無いもどかしさを誤魔化す為に夜な夜な「酒場」へと走る。

今日は「駒」。2010100518350000 いつもの「蛸の吸盤」が少なかったので「ゲソ」と混ぜて貰う。酒は「高清水」の大きいのを「ぬる」で。

ここのマスター、コチラ側が話し掛けない限り、マスターの方から話しかけて来る事は余り無い。

カウンターの向こうで黙々と所作事をしているか、ビールを飲っているかだ。良い意味で放ったらかしてくれるので他の客が居なければ、一人感慨に浸ったり、ぼ〜っと飲るのには最適。

今日もカウンターの向こう側で時々ビールを飲りつつ、鰯を出刃で叩いて「つみれ」を仕込んでいた。その出来上がったばかりのつみれで「釜あげ」を頼む。2010100519030000 2010100519030001 マスターに一味唐辛子を所望して大き目のつくねを解しながら自家製ポン酢で頂く。この店では初めての頼んだ一品だが実に旨い。堪らず日本酒を追加する。

手酌で飲りながら所在無げに店の壁に飾ってある「滝平二郎」などを眺めていると、マスターが「これ良かったら」と。一瞬「びくっ」とたじろいだが今回は大丈夫だった。2010100519370000小柱の入った「あられそば」のサービス。これは大歓迎。つまみとして美味しく頂いた。

カウンターの端のお客が、この度保険適用のF社の薬で2週間禁煙していると話し掛けてきた。現在の医療保険制度の状況を考えれば禁煙などは絶対自由診療にすべきだと思っている。

そのお客から「何故禁煙出来たのか」と聞かれたので、一言「精神力」と言ってやった。

気持ちよく酔って店を出る。

笑顔の向こう。

昨日、車を関越から外環に走らせ「携帯を片手に」颯爽と、いや坦々と生業に励んでいたら、隣の車線に車が並び助手席の方が片手を上げ「ニコッ」とコチラに「笑顔」を向けた。

うん?誰だっけ?と思ったその瞬間サイレンが鳴った。高速警察隊だった。

運転中の携帯電話使用。減点1の罰則金6000円。粛々と青いキップにサインした。

こんな日は「験直し」に一杯飲るに限る。飲む切っ掛けはそこらじゅうに転がっている。

余計な気を遣わず一人適当に静かに飲りたいと思い「駒」を目指したが、気まぐれにその100mほど先にある「金太楼寿司」に入る。2010100420010001この店は東浅草にある有名な総本店の支店。 20年程前に1度だけ昼に家人と訪れたことがあるが、まだ若かった事もあり昼酒なんぞを飲っているとご近所の目が気に成って落ち着かなかった事を覚えている。その後何故か1度も縁が無かった。

暖簾を潜り店内に入ると10名ほど座れる見覚えのあるカウンター。2010100418100000その他テーブル席と20名ほどの宴会が出来る座敷がある。

先ずは日本酒の大きいのを「ぬる」で。2010100419120001 2010100418080000お通しはゲソと胡瓜のマヨネーズ和え。悪くない。

店長にお任せして刺し盛りもお願いする。

2010100418130000人心地つき、店内を改めて見回すとこれぞ正調寿司屋と言う落ち着いた雰囲気が中々良い。落ち着く理由がもう一つ、BGMに70年代~の歌謡曲やフォークなどを流している。

日本酒を追加した頃から店長との会話になった。ここは店長の他に若い衆も居る。

沖縄出身と言うこの店長コチラよりちょっと若いが、その風貌からはまったく年下に見えない。いずれにしても同年代という事で共通の話題で話が弾んだ。コチラもお愛想で「紫」や「コンディション・グリーン」などを持ち出す。

途中でちょっと確かめたくなって「鉄火巻き」を頼む。2010100419360000 見た目はお見事。酢飯の塩梅も中々良い。あえて言うならば海苔か。生意気な事を言わせて貰うと「鉄火巻き」でその寿司屋の技量が分かると信じているし、それと何より「鉄火巻き」はつまみになる。

その後も近所の飲み屋の話や地元の話など、お互い情報交換など。

そこへやおら店長が「これサービスです。酒飲みにはこんなのが堪らないでしょ」と「ニコッ」と笑顔。あっと言う間も無く供された「カブの浅漬け」。2010100419130000この大変ありがたいご好意にどう答えようか。

結論は、この際行儀の悪さは勘弁して頂き、「お通し」・「刺し盛り」・「鉄火巻き」を少しずつ残す。そうすれば「カブの浅漬け」を食べなくても目立たない。実に姑息な手段。

何故ゆえこんな気苦労をしなければならないのか、一言「漬物は苦手で食べられない」と言えば良いものを。それでは呑み助のプライドが許さない。人生とは儘成らないものだ。

この気の良いマスター、さらにもう一品「ワラサの西京焼き」もサービスしてくれた。2010100419570000これまた日本酒にぴったりの肴だ。旨い。旨いが、やはり少し残さなければ成らない。

頃合を見計らって「昼食が遅かったものでせっかくの美味しい物を残して申し訳ない」 と言いつつお勘定を済ませた。またまた嘘で固めた人生に成った。

ご近所の寿司屋では「扇」・「駒」を適当に通わせて貰っているが、この「金太楼」もルーティンに成りそうな予感がした。

うしろ姿のしぐれてゆくか。

日曜の本日、M酔軍氏と町屋の名店「ときわ食堂」へ。

メトロから地上に上がったらどうやら町屋は祭礼の様で、法被姿の威勢の良いお兄さんお姉さん方が神輿を担いでいた。

ときわ食堂サンポップ店に向かうと、11時30分にも関わらず店内はほぼ満員。ちょっと焦ったがどうにかテーブル席に着く。

開店早々なのに相変わらずの盛況ぶりを店のお姐さんに話したら、開店は11時からだそうだ。定食や寿司コーナーもあるこの店だがお客の8割方はビールや焼酎・日本酒を飲っている。

少々コチラが先に着いたので取り合えず「チューハイ」と「北海たこ刺し」に「里芋煮つけ」2010100311350000 2010100311440001 2010100311510001

「蛸っ食い」には外せない「北海たこ」はもちろん、この季節の「里芋」にも故郷の血が騒ぐ。

何度もこのブログで紹介しているこの店の名物「刻み山葵」と、この店の物凄い数の品書きの中から「発見」した「めかぶと紅生姜天」。2010100312140000 2010100312320000刻み山葵の鼻から脳天に突きけ抜ける様な凄まじい辛さはクセになる。初めて頼んだめかぶ紅生姜天も中々旨かった。

ここでM酔軍氏が登場。顔馴染みのお姐さんにお願いして空いたばかりの掘り炬燵式の座敷移る。

早速チューーハイで乾杯のあと、〆鯖・秋刀魚のなめろう・ホヤの刺身を頼む

2010100312480000 2010100313020000 2010100313150000なめろうは、一般的には鯵や鰯などだがこの時期の秋刀魚のなめろうは脂がのってまた格別に旨い。

これもここでの定番の一つの鉄火巻き。2010100313510000 見た目はとても不揃いなのだが、とても旨い。

ここでの〆は味噌汁。M酔軍氏は「浅蜊」、コチラは「なめこと豆腐」2010100314130000 酒呑みにはこのしょっぱさが堪らない。

お勘定を済ませ店を出る。

秋空の下続いて向かうは「柴又」。2010100314570000 日曜の午後のこの時間、観光客の姿も少なく丁度良い。何はともあれ参道の店を冷かしながら帝釈天へお参りする。

折り返して参道にある「天麩羅の大和家」へ。2010100315140000 2010100315200000天婦羅で日本酒は当然。その天婦羅と天汁が運ばれて来た途端、お店のお姐さんに天汁ではなくて天丼の汁に潜らせて欲しいとM酔軍氏。

さすがわかってらっしゃる。酒のつまみには天汁より甘辛い丼汁の方がはるかに合う。

幾分上げ底の徳利を4本倒し店を出る。

提灯が灯り始めたゑびす屋を脇目に過ぎて駅前広場の「春ちゃん」へ。2010100315500000 2010100315580000 2010100316210000チューハイと、本来は既に売り切れと成っていた名物「行者にんにくの醤油漬け」をママに特別に出して貰う。 先日この店を紹介させて頂いた地元の飲み師「たいちょさん」や「シューテンさん」の話をするとママが合点がいった様だ。

清々しい風の中、店前のオープンエアーに設えたテーブルに腰掛け、M酔軍氏と二人暫し人間観察に没頭する。いやぁ〜実に気持ちが良い。正に飲兵衛冥利に尽きる。

薄暮が迫る中ママと寅さんに挨拶を済ませ、M酔軍氏と別れて家路に着く。いや満足。

子故に・・。

今宵はご近所のI上さんにお誘いを受けホームの「扇寿司」で待ち合わせ。

先客が5人程居たがカウンターに陣取る。

ちょっと早目に着いたので、マスターに取り合えず抹茶割りをお願いして一人で始めた。2010100119320000 ここの抹茶割りは抹茶の濃度も焼酎の濃度も濃くて大変よろしい。

マスターのサービスでお通しは「イカゲゾ」と「鰹のたたき」。2010100119370000 2010100119400000

いつもはお任せの刺し盛りを頼むが、本日は品書きから「新子の刺身」と「鴨の燻製」。2010100119510000

ここでI上さん登場。ビールと抹茶割りで乾杯。その後二人で「八海山」の冷に成る。2010100120330000 マスターが一升瓶から盛っ切りを升までこぼしてくれる。

I上さんと色々込入った話をする。お互い悩みは尽きないが、人生の先輩であり世事を達観されてるI上さんとの話は実に心に沁みる。結局は酒あっての人生はお互いのキーワード。

それにしても回転寿司が全盛になって久しいが、近所でもこの店だけは我々「居酒屋使い」も含め、「寿司屋」としてもいつも繁盛している。この日もカウンターはびっしり満席。下戸のマスターもママも大忙しで結構な事だ。

I上さんと近いうちに温泉にでもと言う話をしてお開き。

諸行無常。

今日は朝から雨。宵も雨。

昨日ご近所にオープンしたばかりの食楽「談 DAN」。2010093019120000重厚な引き戸を開け店内に入ると、先客が数名。長めのカウンターにテーブル席が5卓ほど。ご夫婦で営んでいる様子。オープンしたてなので当然だが綺麗な内装で店内も明るい。

先ずは房総の地酒「寿萬亀」の「碧海純米吟醸」を冷で。2010093018030000片口で供された。お通しの「ぜんまいの煮物 」に、コチラはにんまり。

品書きからつまみに〆さんまを頼んだ。2010093018080000 オープン記念の生ビール200円には全く興味を示さず、ちょっと確認したい事があり、ウーロンハイを。2010093018250000やはりウーロン茶の色が濃く薄め。直ぐに黒松白鹿のぬる燗にした。2010093018420000この辺りからマスターと会話を始める。聞いてみると自分よろ3歳ほど若く根っからの地元の方で、先日お邪魔したばかりの2軒ほど隣にある串揚げ工房「穂 SUI」のマスターとは釣り仲間との事。

きのことアンチョビのホイル焼き。2010093018430000お店の照明も明るく清潔なイメージの所為か、小さな子供連れのお客さんも居た。この時点でコチラは完全に場違いな感じがしてケツの座りが悪い。

品書きの内容や価格はある意味この地域にマッチしていると思う反面、コチラの甚だ勝手な思いながらどこか「酒場の面白さ」に欠けるのは否めない。

つい先日、6年間の営業にピリオドを打ち閉店を決めた店に偶然遭遇した。栄枯盛衰は世の習い。いずれにしてもこれから。実直そうなこちらのご夫婦、是非頑張って頂きたい。

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