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2009年5月

注文通り。

東京には賑わいが似合う街は数多ある。新宿 渋谷 銀座 浅草 上野・・・

その中で一種独特の職人気質の賑わいがあるのは「築地」ではないだろうか。

その築地の「きつねや」。

つい先日もここの記事で書いたが、その時は素面で「ホルモン丼」だった。

この度の大巡礼ではもちろん酔いと「ホルモン煮」。

そんな訳でちゃかぞうさんを最初にご案内した。

これには少々訳があり、M氏と共謀して初っ端で度肝を抜く作戦。

作戦はまんまと成功した。

「カルチャーショック」と、ちゃかぞうさん。

ところが、我々も同じく度肝を抜かれた。

築地と言う場所柄、朝7時よりの営業が故、自分は勿論、さすがのM氏もここでは今まで丼物しか食した事がなかったし、またそれでも十分旨かった。

それがこの度の巡礼にて、瓶ビールから日本酒へと流れた。

ほろ酔いながらつまみで食べる「ホルモン煮」は滅法旨い。

八丁味噌で大鍋にて丁寧に煮込まれた、濃厚ながらくど過ぎず、深みのある味わい。実に旨い。

間違いなく焼酎にも合うが、そこはそれ酒場ではない。長居は無用だ、粋に行こう。

天気が良くオープンエアーも手伝って既に気分は上々。

おあつらえ向きの巡礼幕開けと相成った。

聖地巡礼

大巡礼つづき。

聖地や霊場を巡拝する旅によって、信仰を深め恩寵に与る。

その意味から言えばここ「立石」は正に聖地だ。

「宇ち多”」を始め、「えびす屋食堂」・「みつわ」・「江戸っ子」・「鳥房」etc・・・

特に「宇ち多”」だ。

ここには幾つかの「シキタリ」がある。

最初の一人での訪問時には、期待と不安が合い混ざった感情を今も覚えている。

飲み物はビール、日本酒、ウィスキー、デンキブラウンまである。

しかしお客の殆どが「梅割り」。ねっ、優しそうな響きでしょ?皆これでやられる。ちゃかぞうさんもこれでやられた。

耐熱角コップに並々と「焼酎の生」が注がれる。そこへほんの気持ち程度の梅シロップ。

と言う事は、殆ど「生」だ。

一応マナーとして5杯半までの様だが3杯も飲んだら完全に出来上がる。

つまみにしても焼き物は「もつ焼き」としか書かれていないが実際には「シロ」「レバ」「ガツ」「ナンコツ」「アブラ」「ハツ」「カシラ」「ツル」これだけの部位がある。

これに「焼き方」「焼き具合」「酢を入れるか否か」が加わる。

これらを入れてオーダーすると、立派な「呪文」になる。

だが心配は要らない。

名店の重要な要素の一つ、お店の店員さんの気配りが抜群。

一見強面だが皆さん優しい。解らなければ丁寧に教えてくれる。

永らく名店で居続けるには、やはり酒・つまみ・接客・値段これらは必須だろう。

その全てがこの店には兼ね備わっている。

「カシラスヤキノワカヤキオス」いや旨かった。

巡礼追憶。

先週の土曜日から日曜日に掛けての怒涛の巡礼。

記憶を手繰りながら徐々に思い出してみる。

まずは墨田区八広「丸好食堂」。

ここをM氏と初めて訪れた時の感動は今も鮮明に覚えている。

その時から何か匂いがした。

お品書きに「山形 丸とうふ」の文字を見つけた。

我が故郷には丸い筒状のビニールに入っている豆腐がある。

「名物」と言うほどメジャーな物では無いが、故郷の方で知らない人はまずいないだろう。

「もしや・・」それが確定した。

故郷の粋人「ちゃかぞうさん」を迎えての巡礼。

何軒かリストアップした名立たる名店。

M氏との共通意見で、ここの丸好は外せない。

一口に「もつ煮込み」に関しては一家言お持ちの方が多い。

現に巷では「山利喜」「大はし」「岸田屋」の「下町三大煮込み」の称号をお持ちの店もある。

そんな中、この丸好の煮込みが下町一番(現在)と言うのがM氏のご意見。むろん自分も異論は無くそう思う。

斯しての巡礼。当初はちゃかぞうさんも丸好の雰囲気に圧倒されていた様だが、前日立石の「宇ち多”」で洗礼を受けている。

ましてやここ丸好の名物おかあさんが「赤湯」出身だと聞くと山形ワールド全開。

カウンターにおられた常連さんも山形。「小姓町です」「薬師町です」これだけでOK。

丸好の娘さんが「おしょうしな」(故郷の方言で、ありがとう)と言ったのには笑った。

チューハイもつまみ(煮込み・ハツ刺し・ニラ玉・カレー・鮭焼き)も旨い旨い。

カレー??と思う方も多いかも知れないが、ここのつまみカレーは絶品ですよ。

おかあさんも、「これはご飯には合わない、つまみ用に味付けしたカレーなんだよ」

とS&Bの業務用カレー粉をちょっと自慢げに見せてくれた。おかあさん、もっと自慢して良いよ!

家人に話したら、予想通り「直ぐ行きたい」。

やばい、やばい。匂いがして来た。

今日はここまで。

大巡礼。

一日目「きつねや」「宇ち多”」「一平」「花生食堂」「大島や」「佃島大川端」「根津の甚八」

二日目「たきおか」「鈴芳」「丸好酒場」「駒形どぜう」「並木藪」。

二日間、計11軒と1軒野外。

以上、甚だ簡単ではございますがこの度の下町酒場巡礼三名(M氏・ちゃかぞうさん・席亭)の鯨飲酔狂の軌跡でした。

パンデミック。

ここのところ、巷ではいわゆる新型インフルエンザの話題で持ちきりだ。

TV、新聞、雑誌、あらゆるメディアで取り上げられている。

気持ちは分からなくも無いが、ここまで「大騒ぎ」するのはどうかねぇ。

ご他聞に洩れず弊社からも、社員とその家族用に医療用の「抗ウィルス感染マスク」が送られてきた。普通の市販されているマスクと形状も違い、アメリカのNASA等でも使用されているそうだ。

しかしこのマスク、どうにかならないものか。試しにかけてみると、鏡の向こうには情けない顔の「河童」か「ドナルドダック」が居た。そりゃ~もう家族も大笑いさ。

良くお会いする先客さんに目礼をしてカウンターへ。

備え付けのTVのニュースもやはり新型インフ。

いつもの「やつ」と日本酒の「ぬる燗」。あっ、マスター「ぬちまーす」もね。

比較的空いていそうな「かっちゃん」を誘い出す。

途中で焼酎になり、食べ物関係のお店に詳しいかっちゃんと、ラーメン談義など色んな話題で酔論風発する。

ふと、気付いた。

「かっちゃん、顔や腕が焼けてるね」「今日はゴルフだったの?」。

「今日帰ってきたんすよ~」

「うん?帰ってきた?」「何処から?」

「グアムからですよ」

「・・と言う事はだよ、もしかして成田から直行で・・ここに?」

「そうですよ」

「ああ成田からね・・・」

「やだな~、大丈夫っすよ俺(笑)」

「いやいや・・・」「・・・マスターお勘定」

報道は24時情報を流し、国はもっと厳重なチェック態勢を敷くべきだ。

きつねや。

築地にある「ホルモン専門店」。

と言っても飲み屋では無い。だがビール、酒は置いてある。

銀座線に乗り、銀座で日比谷線に乗り継ぎ二つ目。会社からは15分程度。

実は昨日もM氏よりお誘いを受けたが会議で抜け出せず、泣く泣く断念。

今日は万障繰り合わせて挑んだ。

築地の交差点より進むと、相変わらずラーメンの「井上」は繁盛している。ここは今も長らく続いているラーメンブームの先駆けだ。普通に美味しい、普通のラーメンなんだけどね。

さて「きつねや」。2009052011230001 2009052011230000 100682595191

こんな感じ。

メニューも単品からあるが、この店を訪れる殆どの方がこの「ホルモン丼」800円をオーダーする。

牛の小腸とフワとを八丁味噌ベースでじっくり飴色に煮込んである。それを大鍋よりご飯の入った丼に乗っけて葱をかぶせる。

ここは座席全て(と言っても6人程度)がオープンエアー。そのカウンターが満卓なのでアルミのお盆に乗っけて新大橋通りに面した特設立ち食いテーブルで食す。

濃厚で深みのある味わい。見た目通りの味に大満足。

さすがに昼間なので、もとい、さすがに仕事が控えているのでビールや酒には目もくれず黙々と丼をかっ込む。

こういう時に限って天気も良く、ビールが呑みたくなる。

しかも目の前の老夫婦がホルモン煮をつまみに旨そうに瓶ビールを飲まれている。

微笑ましい光景ではあるが、こちらの顔が大人気なく段々険しくなるのが分かる。

いかん、いかん。人生の大先輩に対して失礼であろう。

我が夫婦にもはこんな「安息の日々」が訪れる時が来るのだろうか。

それは「おまえ次第だ」、との声が聞こえて来そうだ。

ただひたすら。

本日はM氏直系の大守氏と巡礼。

大江戸線に乗り、待ち合わせの「勝どき」駅へと向う。

ちょっと早目に着きそうなので一駅手前の「月島」で降り、辺りを散策。

休日は観光客で賑わう「もんじゃストリート」も、平日のこの時間はさすがに大人しい。

この通りを基軸に左右に幾本も延びる路地が、余所者の心を魅了する。

いいなぁ、この感じ。

良い街の第一条件は、その街を包む空気が「ゆっくりゆったり流れる」事だが、ここもそうだ。

2009051917550000 のほほんと、この街が醸し出す風情に酔いながら漫ろ歩く。

すると、本日の目的地「岸田屋」。

言わずと知れた「下町三美味煮込み」に数えられる名店。

既に暖簾を上げている。

後で来ますよ。座れれば良いけど。

晴海通りに抜け、M氏ご推薦のこれまた超有名店「かねます」を覗く。

有り得ない、既に十人ほどが列を成している。

単に名店の行列には驚かないが、こちらは「立ち飲み」のお店だ。驚いたねぇ。

その旨を大守さんへ伝え、先ずは先ほどの岸田屋へ向ったが、ここも満席。

そこで事前に下調べしていた佃島にも程近い「大島や」へ。2009051919340000

コの字のカウンターのみの小体な店ながら中々趣がある。

大守氏と異口同音に「M氏も気に入りそうですね」。

牛スジも客スジも良い味出してる。

かなり年季の入った建物だが、若い夫婦が7年ほど前から現在の立ち飲み屋始めたそうだ。と隣のご隠居さんが教えて下さった。

よい感じで酔い、店を後にして向うは勿論「岸田屋」。

大守氏の日頃の行い故か、幸運にも二席だけ空いていた。

開け放たれた入り口を入るや否や、その空間に「秒殺」。刹那、思わず「ありがたい」。

おかみさんと二人の綺麗なおねえさんがカウンターを仕切っているが、実に「無駄」がなくしかも「自然」だ。

カウンターも十分酒を吸っている。

早速、名物「煮込み」と「肉どうふ」で菊正を。もちろん、旨い旨い。

向かいのお客が〆に味噌汁を飲んでいた。

噂に違わぬ名店だ。

駅までの心地よい風に吹かれながら、今宵の宴に感謝、感謝。

言い訳。

世の中の殆どの物事には理由がある。

特に酒呑みは有事に対して様々な理由を付けるのが得意だ。

今日は昨日の実況検分。

ここは限り無く居酒屋に近いとある寿司屋。

前日にここである酒宴があった。

昨日は他にも何組かのお客が居たので、賑やか過ぎたのではないかと心配(?)しての訪問。

何気なく白木のカウンターに着くと、ニコニコしながらマスター「昨日は恐ろしく日本酒のペースが速かったですね」と開口一番。

こちら「あの方と呑むときはいつもあんな感じ」。

検分①「徳利はどの位空いたっけ」 

「ニ合徳利で8本」しかも「うちは正二合ですからね」

ほう、では今日も常温でそれを頂こう。

検分②つまみは何を頼んだっけな。

試しに「蛸の吸盤」と「牛蒡と大根と里芋の煮物」を頼んでみる。「好きですよね」とマスター。これも前日も頼んだ様だ。

あとは確か握りも頼んでたなぁ。で、鮪の赤とかんぱちを2貫づつ。

この店で握りを頼んだのは今日が初めて。

どれ一口。

うん?、う~ん、贔屓の引き倒しはイケない。

この店は再開店する迄6年ほどのブランクがある。ゆえに、肝心の握りのシャリとネタとのバランス感がイマイチまだ戻って来てない様な気がするのは気のせいか。

まぁ他の品が美味い事に変わりは無い。

その証拠に、今日出たお通しの「海鼠酢」は〆具合も丁度良く美味しかった。

ところで、今日この店に来た事についてどんなに正当性を訴えようが、迎えに来てもらった家人には通じない様だった。

百花繚乱。

朝早くに用事があり、酒々井へ行ってきた。

地名の由来は、孝行息子が井戸を掘ったら酒が湧いて来た事からだそうだ。

こちらは邪まな考えが湧いて来そうだ。

家に戻り、何もする事が無いので軽く飲っていたところに携帯が鳴った。

M氏より「駒寿司」に行ってみたいとのご要望。お易い御用だ。

愚息に運転させ最寄駅までお迎えに上がり、「駒寿司」へ。

取敢えず日本酒の「常温」と「イカごろたまり漬け」で。

この店に関しては、当初よりあまりにも超個人的で偏った記事をこのブログに投稿していたので、師匠にどんな評価を下されるか心配したが、喜んで頂けた様だ。

これで安心して「蛸の吸盤」を頼める。

今まで蛸吸はマスター推薦の茗荷生姜にポン酢で食べていたが、さすがM氏、マスターに塩をご所望。

そしたらこのマスター沖縄の海水から採る天然塩の「ぬちまーす」を出して来やがった。

M氏はここの工場見学をした事があるそうで、海水を空に向かって噴霧して地上に降りた時点で結晶になるそうだ。

それはそうと勝手な言い分だが、こちとら今まで何回「蛸吸」を頼んでると思ってやがる、こんなのがあるならもっと早く出しやがれ。と心の中で強く叫んだ。

M氏ご推薦の「山葵」と「ぬちまーす」で食す蛸吸盤はこれまたお見事。

ここでI井さんが登場して、座敷に変える。

いつもの「煮物」を頼み、前回の「パイチュー事件」の顛末をI井さんが再現を交えて語っていた。当事者には申し訳無いが、何度聞いても可笑しい。

ここで一挙に賑やかになった。

M氏のお内儀様のE子さん、ご令嬢のH嬢、Sちゃん、家人、アイ、アミ。

ここの「寿司屋」に通いだして「初めて」の「握り」を頼む。マスター張り切ってね。

我々は我々で、炙り〆鯖。さすがM氏職業柄、一口食べてこの鯖「ノルウェー産」と。

寿司屋ではシャリ二升を一本と言うそうだが、ここで追加の握りはシャリ切れ。

それを合図に二次会会場の我が家へ。

ふと気が付いたが、途中芋焼酎に切り替えるまでM氏と二合徳利で10本近く飲っている。

お互い良く飽きないものだ。

最後の〆は我が家の定番、きしめんを鯖缶と生姜、めんつゆ、ポン酢を合わせて作った温汁で食べて頂いた。

思いがけぬ楽しい宴会になった。

狭斜の港。

午前中にチョイと仕事の様なものをこなして、午後4時。

気が付いたら「駒寿司」の暖簾を掃って居た。

最近、ルーティン化しつつある。

神様どうかこの性格が直りますように・・・などと微塵も思わず、冷酒で。

おつまは何にしようか、迷った挙句「蛸の吸盤」。ご批判は甘んじてお受けいたす、何とでも言ってもらおう。

それともう一品、これも最近の定番「大根と牛蒡と里芋の煮物」。北国育ち故かどうか、味付けは夫婦揃って塩っからい。しかしこれは薄味ながら素材の旨味を上手に引き出し、上品でとても旨い。出汁を惜しみなく採っているからだろう。

店の常連さんと近辺の飲み屋について情報交換をしたりした後、昨日は大破轟沈されたであろうI上さんをお誘いする。すると何時もの如くまず呑んでいると踏んだのか、I井さんから連絡をもらう。

結局、かっちゃんも来店して「ご近所会」に。

熱燗のI上さんの他は辛芋焼酎に切り替え、刺身の盛り合わせを追加。赤貝が滋味深く旨い。

程よく酔いが回ったところでこれまた最近の定番の愚息に迎えにこさせる。

この息子、素直に従うのには理由がある。

このメンバーの頼みは断れないシステムになっている。それだけこの皆さんにはお世話になっている。いや、弱みを握られている。♪義理と人情を計りにかけりゃぁ~か。

これまた息子が頭の上がらないSちゃんが我が家に居ると言うので、ご亭主のI井さんと一緒に戻り、最期は切れ味の良い蕎麦焼酎で決まり。

こんな夜更けになんだか「怪しげな会合」があると言うかっちゃんを駅まで愚息は送っていった。

こヤツ、かっちゃんには徒ならぬ弱みを握られていると見た。

因みに二人の共通点は「独身」。これがキーワードか。

たまに二人して港へ消える。

親では教えられない事も沢山ある。まぁ「今のうち」みっちり鍛えて貰え。

皆様宜しくお願いします。

上野のうさぎ。

今日は少々「密談」があり、旧知の三人と。

大袈裟だが尊皇攘夷の幕末の志士を例えるまでも無く、密談には酒が付き物(?)だが、今回は何と素面。このメンバーでノンアルコールは奇跡に近い。それだけ神妙な内容と言う事か。

まずは上野で昼食と言う事になり、「アトレ上野」へ。

聞こえは良いが、所謂「駅ナカ」。みんな小奇麗になっちゃって。

元祖上野駅ナカと言えば、以前JRから銀座線に向う途中の地下にあった「おかめ」「柳家」「グラミ」だったが今はもう無い。残念至極。

恨みを込めて言うと、上野駅ナカに「Hard Rock Cafe」は如何なものか。お客さんの年齢層がこれ程高いのは世界中でも珍しいと思う。所詮「お土産屋」、まぁどうでも良い。

食事を済ませ、さてここらで落ち着いて話せる場所は・・・あった。

困った時の「喫茶室 ルノアール」。懐かしくも20年ぶりに入る。

以前は良く営業の途中でお世話になった。近年、駅近辺によくある「それら」とは違い、ゆったりとしたソファーや椅子。コーヒーを頼んでついウトウト2時間程。目が覚めるとテーブルにはサービスの「昆布茶」がやさしくドンっと「そろそろ」の意味も込めて置いてあったけ。

「密談」の方もいよいよ佳境に入ったところで、今回九州より参加した一人の手許に見覚えのある包み紙が。

うん?これは上野は和菓子の老舗「うさぎや」の物。

上野と言っても湯島との境にある。うさぎやと言えば、異論無く「どらやき」。どうやらお内儀様よりの御使いだそうだ。

甚だ門外漢で甘い物にはからっきし意気地が無いが、全国展開している赤坂の超有名店の品よりは・・・判官贔屓か。

うさぎやのどらやきは御進物に使っても喜ばれるし、何でも作り立ては美味いものだが、ここの焼きたてのどらやきは確かに美味い。甘さ加減も丁度良い。

肝心の「密談」の方は内容は兎も角、四方山話しになり再会を約束して散会。

近年に無く高いコーヒー代を皆納得して払い店を後にした。

次回は世俗の潤滑油を使う事を、強く強く要望したい。

チョイの間。

明日からまた忙しくなるので、今のうちと思い「久々」の「駒寿司」。

少々早い時間からカウンターに腰下ろし、珍しく魔が差して「瓶ビール」。たまのコップ1杯が美味いな。

と思ったのも束の間、やっぱりビールは腹に溜まってどうもいけない。

早々「冷酒」に切り替え臨戦態勢に備える。

定番の「蛸の吸盤」を頼んだところ。マスターが気を遣ってくれて「足」も付けてくれた。「大根と里芋と牛蒡の煮物」と「鯵の風干し」と立て続けて頼む。2009051416470000 2009051417100000 2009051418260000_2

蛸の吸盤は、マスターの勧めで茗荷生姜を刻んだのに自家製ポン酢。美味い。

驚いたのは煮物。淡白な中に素材の甘さが引き出され予想外(失礼)に美味い。これは良い。

更にこの干物、香ばしくも滋味に富んで申し分無い。

ちょっと日本酒が進み過ぎたが、短い時間ながら至福の時。

家人に迎えに来て貰い、今日は「大人しく」帰る。

と思いきや、自宅で「赤ワイン」。今日も一日反省の色無し。

手前味噌。

最近偶然お邪魔したブログで「おいちゃんの味噌」と言う美味しい味噌があるそうだ。

そこで。

日本全国津々浦々、色々な土地柄の「味噌」がある。

大別すると、赤味噌・白味噌・合わせ味噌など。

もう少し有名どころで言うと、八丁味噌・仙台味噌・信州味噌・西京味噌・金山時味噌、その他加工した鯛味噌・柚子味噌・鉄火味噌・・・etc

言わずもがな、日本人と味噌の拘りは古いくその昔、戦国の世には兵糧として食された。

しかも健康にも良い事は、食文化史研究家の永山久夫さんや東京農大教授小泉武夫さんが詳しく検証し唱えている。

歴史がある故に味噌を使った料理も様々ある。

我々(?)左党はこの味噌には何かと恩恵に与る機会が多い。

勿論そのまんま舐めながらグイッとも有りだし、これからの季節は胡瓜や谷中生姜、エシャレットにと大活躍だ。

家人の実家からも手作りの「もろ味味噌」が送られてくる。少し角が立っているが、それはそれで美味い。

数多ある味噌を使った調理方法の中で、超個人的趣向だが味噌はやはり何と言っても「味噌汁」と「味噌おにぎり」で止めをさす。

味噌おにぎりは幼いころ祖母が良くおやつ代わりに作ってくれた。何の変哲も無い握り飯に味噌を塗すだけ。なぁ~んだなんて侮ってはいけませんよ、これが冷めても抜群に美味いんだから。まぁ言わば自分にとってのソウルフード。

味噌汁も以前は毎日朝晩飲んでいた。現在は軟弱にも塩分の過剰摂取を気にして控えているが、特に前日呑みすぎた翌日の味噌汁はこれまた旨い旨い。

昔の川柳に「酔い覚めの水は千両」とあるので味噌汁は五百両くらいの価値はあるだろう。

と言う事は・・明日の朝も五百両用意しなくちゃ。

紋々と悶絶。

よく、「自分にご褒美」と言う言葉を聞く。

自分に「ご褒美」と言う美化語にどうにも違和感を感じる。

若い子なら聞き流すが、一丁前の人間が言ってるのを聞くと、何故か鳥肌が立つ。

しかしまぁそんな感じで一人で「駒寿司」。

歩いて数分と言うこともあり、最近良く顔をだしている。

ここのマスター自ら言っている様に、限りなく「居酒屋」に近い「寿司屋」。

故に、あまり寿司は食べずもっぱら「つまみ」で冷酒。

普通の寿司屋には無いつまみも多く、何しろここの白木の温もりのあるカウンンターが気に入っている。

本日は奥の間に何名かの先客と、直ぐご近所のスナック「シャネル」のママ。こちらはマスター相手に地元の飲み屋の情報交換と「蛸の吸盤」をつまみに杯を重ねる。

そうしている中に地元の名士「かっちゃん」から電話。I井さんとご一緒との事。「弥生」へとのお誘いだが月曜は休みなのでこちらへ来て貰った。

ビールと冷酒で「お疲れ様」。「烏賊コロ」と「谷中生姜の醤油漬け」をつまみに。濃厚な烏賊の肝とあっさり爽やかな谷中生姜が良く合う。

かっちゃんを市議に立候補させようだの、M上さんが強烈なパイチューを持って近々松戸に来襲されるとか、他愛も無い話しや一瞬ヒヤっとする話題でで盛り上がる。

奥の間のお客がお愛想を兼ねて出てきた。

それを見た地元生え抜きのかっちゃんとI井さんが即座に反応。表情がちょっと強張り、かっちゃんがこちらに向って手の平に「や」の文字をなぞる。なるほど、風貌容姿から間違いなく「893」さん。

そう言えば店の前に「いかにも」の車にこれまた「いかにも」のお兄さんが待機されてた。

しかも地元では名うての893さんでI井さんは一緒のコンペにも出たことがるそうだ。

くるぶしから覗く倶利伽羅紋々は、恐らく両腕から首・背中とほぼ全身にかけて綺麗な伝統美が描かれているんだろう。よくぞ痛みに耐えて頑張った。違うか。

暫くはマスターも交えてその話題。

そんな話題の最中、かなりお年を召したご婦人がフリルの付いた有り得ないドレスで来店された。

余りのギャップに一瞬我々三人の空気が止まり次の瞬間、三人とも悶絶しそうになる。

頼んである寿司を取りに来て、カウンターに居た女性二人連れとも顔見知りらしく親しげに話しをしている。

その間中、三人笑いを堪えるのに必死。

これでは余りに先方様に失礼だと思い、自分が話題を変えようと口を吐いて出た言葉が「トクホン」。

しかしながらこれは逆効果、I井さんとかっちゃんに更に油を注いだ様だ。笑いが止まらない。

後でマスターに聞いたら、「シャネル」にお勤めの方だった。「絶対行かない」。

あれは反則だ。さすがにあそこまではアキバにも居ない。

途中、埼玉に居たI上さんにんもお越し頂いて世間話や件の話しで盛り上がった。

本日の教訓。893さんもトクホンさんも決して直視してはいけない。

ある日、作製しよう。

このタイトル、先日亡くなった忌野清志郎のバンド「RCサクセション」の語源だと昔何かで聞いた事がある。

そもそも「僕の好きな先生」のRCサクセションと「さなえちゃん」のチャボ(仲井戸麗市)率いる「古井戸」が現在のRCのベースになっている。

自分が演っていたジャンルと違っていたのであまり接点はなかったが、「雨上がりの夜空に」「スローバラード」「トランジスタラジオ」位は流石に知っている。

それどころか自称硬派バンドだった為、他のメンバーに内緒で実はこっそりコピーした事もある。

やはりジャンルを問わず良いものは良い。

♪「ベイエリアからリバプールからホットなナンバー空を駆けて行く」。RCと聞くと、どうもこのトランジスタラジオのこのフレーズが頭の中でリフレーンする。

その奇を衒ったライブパフォーマンス故に音楽的にはあまり正当な評価を受けられなかった事も否めないが、有り体な言葉で言うと、「和製ミックジャガー」ではなかったか。いや、違うな。紛れも無くオリジナルの「忌野清志郎」だ。

この方達が築き上げた創世記の「日本のロック」の一時代が終焉を迎えようとしている。

黄泉の国で毎夜繰り広げられるワールドフェスに、また新たなメンバーが加わった。

合掌。

股旅。

上州新田郡三日月村。と言えば笹沢佐保原作のご存知、「木枯し紋次郎」。

この連休、所用で群馬県と言うより下野との境界辺りへ泊ったり、行ったり来たり。

車と電車での往来。

特に「鉄ちゃん」ではないが、やはり電車の旅は旅情をくすぐられて良い。

何しろこの節、渋滞が無いだけでも助かる。

車窓から流れる景色を眺めての「癒し水」は格別だが、この度はご法度。

街に着き辺りを散策すると、太田市に近い事もあり何とまぁ外国の方が多い。

その殆どが陽気なラテン系の方々。

夕方になると軒先でサンバリズムに合わせてノリノリでlet's go daucing。

色んな意味合いで街全体が融合しているんだろう。

大手自動車メーカーや電機メーカーの多い土地柄、100年に一度と言われるこの未曾有の不景気の影響は「モロ」だろうが、この方たちの陽気さに救われる。

途中、足利まで足を延ばして市内を車から眺めた。

ここは「足利尊氏」縁の地だけに「足利学校」や「名刹古刹」が多く、小江戸川越に負けないくらいの風情が街全体を包む。

そしてここには伝説の名店「足利一茶庵」がある。端をかすめながら立ち寄らずに帰らなければならない。今回最大の愚行である。

土地の人に言わせるとこの街は「宣伝下手」なんだそうだ。それで良い。むしろそこが良い。

と言えどもこの連休は流石に人出があった様だ。

ゆっくり巡って体感したいが、楽しみは先に取って置くか。

ところで先の紋次郎さん。峠の茶屋で、ご飯の上に色の悪い「沢庵」を乗っけ、その上から味噌汁をぶっかけたのを旨そうにかっ込む。こんな場面が良くあった。

訳あって真似は出来ないが実に旨そうだった。

「あっしには係わり合いのねぇことでござんす」。中村敦夫のはまり役だ。

人生そう有りたいが、中々そうは行かないのがこの世の常、何せこの世はしがらみが多過ぎる。

それにしてもこの連休、色々な事がありこれほど素面の時間が多かったのは近年稀だ。

どこかで帳尻を合わせなければなるまい。

阿修羅再び。

本来、去年の暮れから今年6月、もしかしたら8月までは何かと忙しい予定だ。

そんな中、前日I上夫妻とご令嬢K子ちゃん、それにSちゃんに来ていただき宴席。

その中で、どんなに興味が無くとも「阿修羅展」だけは観るべきだと力説したのは誰あろう、この自分だ。

と言う事で朝一番、本日は家人と上野は東京国立博物館へ。2009050510280000

思いの外順調に平成館へと進み、様々な宝物と八部衆像、十大弟子像などを驚愕のまなこで眺めながらいよいよ、阿修羅。

相変わらずの厳粛な空気が辺りに張り詰める。

身じろぎもせず拝観するそんな中、全く興味の無かった家人の頬を一筋の涙が伝った。

訳を問うと、何の理由も無く「有り難い」そうだ。

そうなんだよなぁ、背景も知らず訳も無く感動するんだよなぁ。

2009050511290000 その後予定通り、町屋の「ときわ食堂」へ立ち寄り、大きい生ビールと小ぶりのチュウーハイで乾杯。ここで産湯を浸かったSちゃんを呼び出した。

流石に地元町屋っ子のSちゃんは、これまたこれぞ下町の「おばちゃん」を呼び出し話しに華が咲く。

地元はいいねぇ。

この二人の下戸相手にこちら二人はベロベロ。

たまの休日、たまには良いか。

祭りのあと。

突然だが、ご存知吉田拓郎の名曲。

曲はもちろんだが、歌詞が秀逸。

~「人を怨むも恥かしく」~「日々を慰安が吹き荒れて」~「臥待月の出るまでは」

~「死んでしまうに早過ぎる」~「今宵の酒に酔いしれて」

こんな詩を創れる人はそうは居まい。

昨日の名残りでないが、何かうら寂しく、かと言って賑やかさは要らない。一人で呑みに。2009050117170001

まだ他の客は誰も居なく丁度良い。

冷酒を手酌で飲り、つまみは「蛸の吸盤」。

こんな時は、間違いなく「演歌」だが。

TVからは「豚インフルエンザ」のニュース。

トホホだ。

2009050117160000 「イカゴロ醤油漬け」を頼む。イカの肝をボイルして醤油に漬けもの。

まったりとして濃厚な味わい。

葱が添えてあるが、これは何も要らない。そのまんまで良い。

魚系ではあるが、そのチーズにも似た味わいは「赤ワイン」と合うような気がして「おみや」にして貰った。

明日から連休の為、交通機関は休日ダイヤだがこちらの肝臓は連日通常運行だろう。

age48。

当初は家人と二人で、極々地味なセレモニーの証に外食をと。

何処にしようか。あんまり迷わず地元の「弥生」。

先日久々に訪店して、「良さ」 の再確認をしたばかり。

一旦「良い」と思うと行き倒す。過去に何軒もこんな事をしている。如何にか成らないものか、この性格。もっと大人に・・・ならないな。

遅れてくる家人を待たず、まずは一人で瓶ビールで。これまでの人生色々ありました。様々な方に懺悔しつつのビールは何時もよりホロ苦い。なんて殊勝な思いは一瞬。視線は既にメニューボードへ釘付け。

刺身、焼き物、煮物、揚げ物、大体が450円~600円ほど。そして量が多い。2009043017140000

故に迷う。

今日は、「鶏レバー刺し」から始める。胡麻油と塩で食す。旨い。

おっ、ゲソ天もあるな。早速揚げて頂く。

ゲソ天と聞くと蕎麦を思い浮かべる方は恐らく同郷だろう。

しかしここのゲソ天はもちろん揚げた手と言う事もあるが、柔らかくてホント旨い。

家人の登場に仕切り直して、生ビールと海童で「乾杯」。

即行、名物の「こにく」をオーダー。旨い旨い。

特別何がある訳でも無いので、話も尽きる。こんな時は、困った時のSちゃんを強引に呼ぶ。誘い文句はいつもの「人助けだと思って」だ。

暫くすると、子分、いや失礼。かっちゃんを伴って来店。賑やかにいきましょう!

下戸のSちゃんはウーロン茶でまた仕切り直しの「乾杯」。

刺し盛り、ロースカツ、海鮮サラダを追加。

ここでI家のご長女Rちゃんも参戦。すっかり大人になっちゃって。痩せてるのに案外大食漢である事は内緒にしておこうね。

茄子の上げだし、まぐろネギの串かつ、明太子、更に刺し盛り追加。

話しは家人との出会った頃からこれまでの成り行き。家人の、もはや隠しきれない、または庇いきれない言動に笑われっぱなし。

日頃お世話になっているI家やかっちゃんに更にお世話になった。

アイとアミが帰ってくると言うので、場所をCOCOSへ移す。こちらはかっちゃんに任せ、所用があるので一人で帰宅。

これからも多少の変遷を重ねながら、こんな感じで過ごすんだろうな。

良い思い出になった。

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